龍哉が居なくなってから、1年が経とうとしている。
今でも真城は、龍哉のこと好きだし、誰かと付き合ってもいない。
でも、たった一つだけ変わったことがある。
それは_
美紀
おっ!やっほ〜
美紀
真城!
悠汰
真城。やっほ。
美紀と悠汰が付き合い始めたことだ。
真城
美紀、悠汰、やっほー!
真城
皆大人になったね。
美紀
だね!
悠汰
だな。
真城
龍哉と…私と…美紀と悠汰と…
真城
ダブルデートしたかったね…
美紀
他にも、色々したかったね……
悠汰
うん…
真城
旅行とか、海とか、山とか、もっと色々っ…!
真城
龍哉が死んでなければっ…!
真城
私が龍哉と知り合わなければっ…!
真城
私が、他の人を選べばっ…!
美紀
ちょ!大丈夫?
悠汰
やめろよ。いつも。
真城
私が生まれて来なければっ…!
真城
私が死んでればっ…!
悠汰
おい…真城…!
美紀
真城…どうしたの…?
美紀
龍哉は、真城を想ってるの。
美紀
龍哉は、真城に死んで欲しくないの。
美紀
分かるよ。その気持ち。
真城
やっぱ…龍哉が居ないと…ダメだっ…!
真城!
真城
たつ…や…?
美紀の言う通り、俺はお前に死んで欲しくない!
俺は今でもお前のことが大好き!
だから、死ぬな!
生きろ!
俺とお前は、知り合って正解だったんだ!
俺も、お前とこの先ずっと一緒が良かったっ…!
でも!
お前が、笑顔だから!
お前が、頑張っているから!
だから、俺も頑張られる!
ずっと応援してるぞ!
あっ、もう時間だ。
じゃあ…また…
真城
たつ…や…
真城
これからも頑張る…
真城
だからっ…!
真城
龍哉も…頑張ってね…!
おう!
続く!






