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みずもち@テスト期間浮上停止中
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#ゆあんくん
みずもち@テスト期間浮上停止中
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#消えゆく俺は、天使と共に別れを告げるの追加物語
コメント
25件
神作すぎる…!!!! やばいこういう系好き


うり
先頭車両の最奥にある、重い乗務員室の扉を俺は力任せに押し開けた
突然の侵入者に、青ざめた顔で運転席にしがみついていた車掌が、肩をびくつかせて振り返る
車掌さん
車掌さん
うり
うり
俺は真っ直ぐに車掌を見つめ、一切の迷いのない、芯のある声で告げた
うり
うり
うり
車掌さん
うり
うり
先頭車両から、爆弾のある中央車両までの移動時間は、走って約30秒
自分が爆弾の元へと辿り着くその瞬間に、この声を届かせるために
うり
うり
俺は車掌から手渡された録音マイクを握りしめると、できる限り優しく、いつものように落ち着いたトーンで、全乗客に向けた言葉を吹き込み始めた
――30秒後
俺は全力で通路を駆け抜け、再び乗客たちが恐怖で震える真ん中の車両へと戻ってきていた
床に固定された台座の上で、不気味に明滅する黒いボール状の爆弾
時速100キロで激しく上下に揺れる暴走列車のなかで、俺は意を決して両腕を伸ばし、その爆弾を自分の胸元へとガシッと強く抱え込んだ
うり
うり
俺が爆弾をしっかりと腕の中に固定した、まさにその瞬間だった
プツリ、と天井のスピーカーからノイズが鳴り、車内全体に録音機に吹き込んだ俺の声が響き渡ったの声が響き渡った
『――みなさん、落ち着いて聞いてください』
『爆弾を発見しました』
乗客
乗客たちが驚いたように一斉に天井を見上げる
その温かく、全てを包み込むような声音に、車内の冷たいパニックが静かに融けていくのが分かった
『まだ時間はたっぷりあるので、絶対に動かないでください』
『動かなくても、みなさまの命は俺が必ず救いますので、お願いします』
『本当に動かないでください』
うり
腕の中の爆弾の重みを感じながら、俺は自分のスマートフォンをポケットから取り出し、からぴちのグループチャット画面を見つめた
スピーカーから流れる自分の声は、乗客たちを安心させるための、そして俺自身の退路を断つための、最後の約束だった
そして、アナウンスは誰も予想しなかった、奇妙な一言で締めくくられる
『――それと、後方車両には絶対に近寄らないでください』
プツン……
音声が切れると同時に、車内には不思議な静寂が訪れていた
爆弾をその胸に抱えながら、俺はただ一人、手元に残ったスマートフォンにそっと録音の起動ボタンを向けた