僕はその言葉を表情一つ変えずに聞いた
そんなことはもうとっくに知っているのだ
莉音
僕のそんな心の声が届くわけもなく その後も当たり前の話が続いた
そろそろ本気で聞き飽きてきたときに
ムキムキ政府
莉音
莉音
今聞いた話をまとめると
・クローゼットはベッドの壁に付いている ・壁の向こう側に綺麗に切り抜いた穴があり、そこがクローゼットの役割をする (りっちゃんが投げ入れた荷物もそこに収納されている)
・部屋にある監視カメラは常に政府が監視しており、何か怪しい動きなどをしたらすぐに政府の下っ端らしき人(職員と呼ばれている人)が来る
莉音
他にも色々説明があったがあまり覚えていない
これは大した説明をしないなと思い 自分の分の荷物をしまったりしていたからだ
予想はあたり、聞き流していた声には知っていることしか語られてなかった… と思う
ムキムキ政府
里緒
りっちゃんは真剣に聞いていた
そんなに真剣に聞かなくても困らない気がしたが まあ、そこは個人の自由なので僕は口出しをしなかった
里緒
ようやく説明が終わり、りっちゃんは大きく伸びをする
お互いに一息ついたとき、 さっきとは違う音のチャイムが鳴った
爽やか政府
莉音
部屋にかけてある時計を見ると 12時と数秒を指している
僕たちはハンカチを持って食堂へ向かった
来夢
来夢
来夢
爽やか政府
来夢
来夢
来夢
来夢
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