自分が他人に必要とされる日なんて来ないと思ってた
いや
来ないと思ってたんじゃない
考えたことすらなかったんだ
だから
竜胆
俺には美羽が必要だ。
誰かに必要とされた時に
自分でもきずかないほど
自然に涙を流していた
美羽
ポロッ
竜胆は私を抱きしめたまま頭を撫でてくれた
暖かい
私竜胆の腕の中で2回も泣いてる、、
まさか私が人前で泣く日が来るなんて
美羽
ありがとうッ
はじめてだったから、
自分を必要としてくれたことが嬉しくて
優しくされることに情が触れて
たくさんの涙がこぼれおちた
コトッ
蘭
はいどーぞ
蘭がホットミルクを作ってくれた
蘭
ちょっとは落ち着いた?
美羽
うん、、
蘭
良かった
今日は生憎の雨で
今の私の心模様のようで
蘭
雨だとなんか色々やる気失せるよね
美羽
うん
竜胆
ーーーーー
蘭
ーーーーーーー
美羽
ーーーーーーー
竜胆
ーーーーー
蘭
ーーーーーーー
だから私は
もう少しだけこの暖かい空間に居ることにした
第1章美羽side end
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