「女のくせに」なんて言葉、大嫌いだ。
わたし
そう呟きながら、足元にくたばる 数人の巨体な男を蹴り転がした。
私の名前は、◯◯ 。 両親共に中学から高校時代は 不良団体のトップを牛耳っていた。 子は親に似るとは正にこの通り、 天才的な喧嘩のセンスを持って産まれた 私は、高校一年生にして 不良団体「 惰兎隊 」の総長だった。
わたし
惰兎隊のメンバーの一人がフラフラと 血を垂らしながら歩み寄ってきた。
わたし
わたし
ボコられた惰兎隊のメンバーから 聞きつけた情報を元に、 東京卍會の総長の元へと向かった。
わたし
わたし
わたし
校舎に向かって大声を張り上げる。
しばらくすると、 校舎から小柄な男が出てきた。
万次郎
わたし
万次郎
もしかして、こんなに小柄な子が 東京卍會の総長なの? まあ、そんな事どうでもいい。 わたしは仲間が意味無く暴行を 受けたことに非常に腹が立っている。
わたし
わたし
わたし
万次郎
万次郎
先程までボーッと眠そうにしていた 彼の表情が突然変わった。
わたし
万次郎
一瞬不満げな顔を浮かべた後、 男はニコーっと笑い始めた。
万次郎
手を合わせ必死な顔で謝られる。 あれ、この人。案外いい人かも?
わたし
万次郎
万次郎
万次郎
わたし
万次郎
何、◯◯ちん?急に馴れ馴れしい......
堅
堅
万次郎
マイキーの後ろからデカい男が現れた。 わたしの顔を覗くように屈んでくる。
堅
堅
堅
わたし
メルアドを交換した後に、解散した。
わたし
家に着き、我に返る。 何で、マイキーはわたしのことを あんなにお気に召したんだろう。
わたし
そっと目を閉じた。
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