呪われた妖魔

妖怪パロ

時は、平安時代 妖魔は、村の人々を食べて生きてました 村長は、絶滅を恐れ 妖魔達にある提案をしました

「10年に1人美しい生贄を授ける」

妖魔達は、ただ食う事に飽きたのか それとも、美しい物が好きなのか その提案に了承しました

村の人々は、もう、恐れる必要はない と喜びました

そして、10年の年月が過ぎ

ある1人の男の子が生贄になりました

その子は 美しい程に綺麗な目をしており 妖魔達は、大層気に入り 村の人々に、もう食わないと言いました

その子の名は "春千夜"

妖魔達は、その子を死ぬまで可愛がる事に しました

ですが、事件が起こりました 春千夜が逃げたのです、遠くの山へと 出来る限りの力を振り絞り 遠くへ、遠くへと

妖魔達は、その事を知り怒り狂い 村の人々を全員食い尽くしました

春千夜は、 生き残った村の人々に 「お前のせいで」と 呪われ、妖怪になりました

こうして 春千夜は、妖怪となり 人間の頃の記憶を失い、 今も彷徨っているとか、いないとか

ｻｧｧ（風が吹く）