あすかLv6
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父親
父親
ショッピ
ショッピ
ショッピ
ショッピ
ショッピ
ショッピ
ヴァイオレット
ショッピは泣きながら 父親に言った。 父親も苦虫を噛み潰したような 顔をして唇を 噛んでいた。
父親
父親
ヴァイオレットは、1人 涙を流しながらも、 すっと心に温かさを感じた。 その日、ヴァイオレットは すぐに帰っていった。 ショッピの父親は病院に 戻ってショッピは 1人、窓を覗いていた。
あれから、 シャオロンは本当にグルッペン の軍へと入るため、 ショッピの元を離れていった。 最後離れる時にグルッペンは もう一度こいつは お前を迎えにここへ来る と言っていた。
そしてその約束通り、 5年後、シャオロンは 帰ってきた。 1人の男をつれて。
コネシマ
コネシマ
そう名乗った男は この辺りでは、珍しい 金髪、青瞳。 まるで、どこかの貴族の ようなその男は、 シャオロンの友人で しばらくここに世話になると 言っていた。
ショッピは、 すぐにその男、コネシマと 仲良くなり、何故か 貴族の剣術の施しが あったコネシマに 剣術を教わるようになった。
ショッピ
コネシマ
ショッピ
コネシマ
コネシマ
ショッピ
コネシマ
コネシマ
ショッピ
ショッピ
コネシマ
ショッピ
コネシマ
そういうと、ショッピは 家へかけて帰っていき 支度を始めた。 その途中、ショッピは一通の手紙が 机の上に置かれているのを見つけ そっと手に取ってそれを 読み上げた。
ショッピ
ショッピ
ショッピ
ショッピ
ショッピ
ショッピ
ショッピ
ショッピ
ショッピ
ショッピ
ショッピ
まだ、難しい事が分からない ショッピは、ヴァイオレット がただのメイドではなく、 自分の、母親である ということだけは 理解した。
その時、ショッピの家の 扉が蹴破られた。
ショッピは手紙に集中 しすぎて、外の喧騒に 気がつかなかった。
ショッピ
軍人
ショッピ
ショッピに銃口が 向けられる。
軍人
ショッピ
ショッピは涙を浮かべて その場で固まってしまった。 男は嫌な笑顔を浮かべて 銃口をこちらに向けていた。 そして、その時、ショッピの家 に見慣れた人影が 入ってきた。
コネシマ
ショッピ
ショッピはその時、 驚きすぎて、コネシマと 軍人が何を喋って いるかは分からなかったが コネシマが軍人に 吹き飛ばされ、 それなのに、自分を 守ろうと抱き抱えてくれる。 コネシマに尊敬の念を抱いたのは、 この時だと覚えている。
しかし銃は放たれることなく、 かわりにその軍人を 地に伏した豚の被り物に 赤いマフラーをつけた 男が立っていた。
コネシマとその男は会話を 交わすと、コネシマはその 男の手を取った。 ショッピはそれを見て、 手を差し出してきた男に しがみついた。 男は優しく、ショッピを 抱き上げて ショッピの家を離れた。
シャオロン
ショッピは久しく見た シャオロンが、 前と違ってとても 楽しそうに笑っているのを 見て、安心した。 コネシマもその男を見るなり 安堵の表情を浮かべていた。
しばらく話をして その場の全員で 軍車に乗って その街を後にした。
ショッピにとってそれは 自分の故郷を離れる事だった。 自分の父親の事や おばさん、 ヴァイオレット、基い お母さんの事も 気にかかったけれど ショッピは疲れていた。
自分の母親の事実を 父親の口から聞くことは 出来なかった、 だからまた会いたい。 ヴァイオレットの口から 事実全てを聞いていないし、 母親ならば 話したいことが山ほどある。 だからまた会いたい。
今は、ショッピにとって それだけで充分だった。 なぜなら、 今自分のそばに居る人達が 誰よりも信頼出来る 人達だと感じることが できたからだった。
ショッピは先程の 豚の被り物をした 軍人に抱えられたまま、 眠りに落ちた。
彼が母親と父親に会うのは また少し先の話になる。
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コメント
2件
あ、コメントありがとうございます。返信遅れちゃってごめんなさい。えーと、私が受験生っていうのもあって、更新遅くなっていますが、これからも楽しんでいただけたら幸いです。
いつも見させて貰ってます((。´・ω・)。´_ _))ペコリ