注意
短編
相棒じゃなくて、 ○○になりたいの過去編
ふゆたけ←メイン
それでもいい方はどうぞ!
千冬
え?
俺は,耳を疑った
タケミチ
……ヒナと別れた
千冬
ど、どうしてだ?
武道は泣きそうな顔で、 そう言う 理由を聞いたら_
タケミチ
俺がヒナの傍に居ると
タケミチ
必ずヒナは死んでる
タケミチ
……だから離れる事にしたんだ
タケミチ
……
千冬
…………は……?
そう言われた時 俺は
「嬉しい」
と思ってしまった__ 最低な相棒だ__
俺は 前々から ヒナと相棒の仲が、 羨ましかったのかもしれない
千冬
……
俺は この気持ちを抑え込んで_
千冬
相手の事も分かって……
タケミチ
分かってるよ!
タケミチ
俺だって……
別れたくなかった!
別れたくなかった!
タケミチ
でも……でも……
仕方ないことなんだ!
仕方ないことなんだ!
タケミチ
ナオトまで危ない目にあうし……!もう俺は…………
普通の相棒だったら 「そんな事ない」 「大丈夫だから」とか 背中を押すだろう_
俺は…… その背中を押すことが、 出来なかった
だって
相棒じゃなくて__ 恋人になれるかもしれない チャンスなのだから……
千冬
……相棒
タケミチ
……、、?
千冬
やっぱ馬鹿だな!
タケミチ
はぁ!??
千冬
まぁまぁ!
過去なんか振り返らず
前に向かっていこうぜ! ……
相棒には、
俺がいればいいだろ……?
過去なんか振り返らず
前に向かっていこうぜ! ……
相棒には、
俺がいればいいだろ……?
タケミチ
お前なぁ……!?
千冬
あっはははw
これを チャンスだと思ってしまった_
最低な相棒でごめんな__武道
「千冬の様子が、 あからさまにおかしかった」
タケミチ
……
いつもの千冬は
千冬は 「またお前視野が狭くなって こうなってないか?」 「バッカだな!俺がいるだろ?相棒! 」と さりげなく背中を、 押してくれる 今回は背中を押さなかった
「前を向いて進んでいこうぜ!」
そう言われた……
こころなしか千冬の目はギラついてる気がした