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ガラス
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ガラス
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コメント
1件
読ませていただきました。雪の静けさと異臭のギャップがすごく生々しくて、神社の中の描写は息を飲みました。初兎さんが死体の片付けをしようと思うところに、彼女の優しさと責任感がにじみ出ていて…帰る場所を整えようとする健気さに胸が熱くなりました。ひとりぼっちでもらびまるがそばにいてくれるぬくもりが、寒い冬に小さな灯りがともったみたいで、じんわりきました。
ガラス
雨斗
ガラス
誤字あるかもです。 パクリ❌ 流血表現アリ 🐇💎女体化 地雷の方はサヨナラ
ザクッ ザク…ザク
真っ白な雪の上にブーツの足跡がついていく。
初兎
らびまる
初兎
今日は星華区の扉に行くことにした。 星華区の扉の近くの海には行ったことがある。
あの時は電車を使って行ったが、 今日は歩きで向かおうと思う。
初兎
らびまる
街は今日も静かで、うちがひとりぼっちということを 強く実感させてくる。
ここら一帯の住人はすでにどこかに避難したようで、 電車もここにはもう通っていないんだそうだ。
初兎
ザクッ…ザク
数時間歩くと、やっと星華区の扉に繋がる神社が見えてきた。
ザッ ザッ
この街も、とても静かで物音ひとつしていなかった。 商店街の方もちらっと見てきたが、人はいなかった。
初兎
赤い鳥居が入り口にあり、その奥に こじんまりとした神社があった。
初兎
大声で叫んでみたが、返ってくるのは沈黙だけだった。
初兎
階段に血痕があった。だいぶ赤黒く、時間経過しているようだった。 恐らく、いや、きっと…怪狩りに攻められた時のものだ。
ガラッ
初兎
らびまる
神社の中は血だらけで、死体も数えきれないほどあった。 異臭がして、吐き気が込み上げてきた。
初兎
初兎
らびまる
神社からすぐに離れ、新鮮な空気を求めた。 へばりつくような異臭がなかなか体の中から消えない。
初兎
神社の中の死体、怪狩りの死体だ。人間だったから。 腐敗がだいぶ進んでいるようで、臭いが本当に酷い。
初兎
らびまる
初兎
初兎
らびまる
初兎
初兎
ふと思い付いた。うちの妖術の氷で 死体を一時的に凍らせ、運び出す。
初兎
らびまる
初兎
星華区の管理団体の皆がここに戻ってきた時、 すぐにここに住めるように。…綺麗にしよう。 そうすれば、皆とまた海で一緒に遊べると思うから。
初兎
らびまる
初兎
掃除をすませると、とっくに日は沈んでいた。 神社の中は見違えるほど綺麗にしたが、 まだ血の臭いは完全には消えてない。
初兎
初兎
らびまる
神社の近くに小さな小屋があり、 幸いそこはよごれてはいなかった。
初兎
らびまる
らびまるが言う通り、小屋には沢山の物が積んであった。
初兎
毛布を広げ、床に敷く。 らびまると寝れば少し寒くても大丈夫。
初兎
らびまる
初兎
らびまる
初兎
らびまる
初兎
うちはいつまで一人でいればいいのだろうか。 確かにらびまるは居てくれる。だけど、やっぱり皆に会いたい。 皆が居ないとひとりぼっちだと感じる。
はやく扉を開ける方法を見つけ出さなければ。
初兎
らびまる
夜が明け、外は太陽が昇っている。 降り積もっている雪が日光に照らされ、 キラキラと反射していて綺麗だ。
初兎
神社の鳥居をくぐり、ふと後ろを振り返る。
初兎
うちはもう一度前を向き、階段を降りた。
ザッ…ザッ…
初兎
家に帰る前に、家の神社の街をぐるっと見てみることにした。 街は血痕や降り積もった雪でゴチャゴチャしていた。
初兎
死体の上に雪が降り積もっており、 人の手足が雪の中から見える。
少し歩くと、人間の時に住んでいた 家にたどり着いていた。
初兎
らびまる
初兎
ガタンッ
初兎
らびまる
家の中はおもちゃ箱を ひっくり返したような有り様だった。
初兎
らびまる
どうやらあの人達は全員、無事に街から避難したようだ。
初兎
安心でも憎さもない。乾ききった言葉が口から溢れ出た。
初兎
うちが怪にならないでいたら、今頃どうなっていたんやろな。
廊下にじっと一人で佇んだ。 なぜかわからないが、この時だけはなにも感じなかった。