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人気者の彼
アイドルの彼
キラキラした世界にいる彼には
私は邪魔だった
だから私は…
〇〇
松田元太
〇〇
話があると伝え 彼の部屋にお邪魔した
そして開口一番
〇〇
松田元太
彼はマヌケな顔をしていた
松田元太
〇〇
明らかに震えた声で
松田元太
〇〇
嫌いって言いたくない
松田元太
松田元太
言いたくないよ…
〇〇
でも…
〇〇
〇〇
〇〇
松田元太
Travis Japanがデビューして2年
メンバーの努力がやっと報われ
テレビに引っ張りだこになっていた
怖くなっちゃった
Travis Japanの松田元太と一緒に居るのが
だから別れを告げた
逃げた
〇〇
これで良いんだ
これで元太は邪魔者がいなくなり
伸び伸びと人気になっていってくれれば良い
そう思ってる
…思いたかった
テレビで見る元太は
変わらなくて でも
いつも以上にキラキラして見えた
あぁ
私はやっぱ邪魔だったんだ
でも好きなんだよ
好きだったから
幸せになって貰いたかった
よく知ってる道
ただ歩いてるだけなのに
〇〇
〇〇
2人との楽しい思い出、 苦い思い出達が
頭の中で反芻する
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
特別でもない仕事帰り
〇〇
あるパティスリー店に目が行く
去年の4月19日
ここのケーキを買って お祝いしたっけ…
そういえば…
〇〇
〇〇
私が祝わなくたって
他のメンバーさんが祝ってくれる
〇〇
私は吸い寄せられるように 店に入った
店に入った瞬間
甘い香りがして心が癒される
店員
店員
〇〇
〇〇
店員
店員
〇〇
〇〇
ご褒美として1個買おっかな
そう思い
〇〇
店員
店員
〇〇
店員
〇〇
”カランコロン”
店員
〇〇
??
〇〇
〇〇
松田元太
〇〇
またマヌケな顔
多分私も
店員
〇〇
松田元太
〇〇
時間が止まったかの様
気まずくなりお会計を済ませようとする
松田元太
〇〇
松田元太
松田元太
〇〇
松田元太
〇〇
店員
松田元太
店員
店員
店員
松田元太
〇〇
松田元太
手を繋がれ、引かれる
〇〇
松田元太
松田元太
松田元太
松田元太
〇〇
松田元太
松田元太
〇〇
松田元太
〇〇
〇〇
松田元太
松田元太
〇〇
松田元太
松田元太
〇〇
〇〇
〇〇
松田元太
松田元太
松田元太
〇〇
松田元太
〇〇
〇〇
松田元太
松田元太
〇〇
〇〇
〇〇
松田元太
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
松田元太
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
自分でも何言ってるか分かんなかった
けど繋がれた手を振り解き
自分の家へと歩き出した
松田元太
再度腕を掴まれ 見つめられた
松田元太
松田元太
松田元太
〇〇
松田元太
松田元太
松田元太
松田元太
〇〇
〇〇
松田元太
松田元太
松田元太
〇〇
松田元太
松田元太
〇〇
松田元太
〇〇
〇〇
松田元太
松田元太
〇〇
松田元太
松田元太
〇〇
松田元太
松田元太
強引に元太の家の方向に連れていかれる
もう知り尽くしている帰路 無理やり連れて行かされ
〇〇
松田元太
松田元太
〇〇
松田元太
松田元太
松田元太
〇〇
松田元太
松田元太
松田元太
〇〇
松田元太
〇〇
松田元太
松田元太
松田元太
〇〇
何百回と見た元太の寝室
変わりはないけれど
脱ぎ散らかった服、 出しっぱの化粧水、
かなり荒れていた
〇〇
お節介かもしれないが 衣服をまとめ 化粧水を仕舞う
〇〇
〇〇
”ギュッ
松田元太
〇〇
異常な力で後ろから抱きしめられる
松田元太
〇〇
〇〇
松田元太
松田元太
松田元太
ボソッと呟くと
ベッドに押し倒される
〇〇
いやらしい音を出し 腕、首、鎖骨に キスを落とす
〇〇
〇〇
松田元太
松田元太
4月19日 復縁記念日
「誕生日おめでとう」 と心の中で呟き
快楽に溺れた