「居間に行こう」と言い、環くんの手を引くと、環くんは立つなりガタッと音をたて、床に膝から崩れ落ちた。
壮五
…!?環くん!?
環
…っ、はっ、
壮五
呼吸が苦しい!?それともどこか痛い?
環
…は、ら
壮五
お腹が痛い?じゃあちょっともう1回ベッドに横になろうか…?
環
ん…
「横になるとお腹が開けて痛い」と言ったので環くんを座らせて背中をトントンと叩いて様子を見るも、彼の姿勢はどんどんうずくまるようになって行く
壮五
…痛い?
環
い、てぇ
壮五
ん…
実際僕には、もうこれ以上してあげれることが無いような気がした。
近くにあった体温計に手を伸ばし、「ちょっとごめんね」と体温計を差し込むも熱はない。
それにこの様子だと絶対に仮病では無いし、環くんはきっと仮病なんて使わない。
…どうしよう






