テラーノベル
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リビング 深緒はソファへ座っていた。
膝の上には白い犬。
『ワン!』
松田深緒
犬はさらに尻尾を振った。
降谷は向かいに座っている。
松田深緒
降谷零
松田深緒
降谷零
松田深緒
降谷零
松田深緒
降谷零
松田深緒
ハロ
松田深緒
降谷零
松田深緒
ハロ
ハロは深緒の手へ鼻を押し付ける。 降谷はその様子を見ていた。
松田深緒
降谷零
ハロはすっかり深緒に気を許したのか、深緒の膝の上でお腹を見せている。
ハロ
松田深緒
降谷零
深緒は聞いていない。
松田深緒
ハロ
松田深緒
ハロ
松田深緒
降谷零
松田深緒
降谷零
松田深緒
降谷零
松田深緒
降谷零
深緒が吹き出す。 ハロも楽しそうに尻尾を振る。
松田深緒
松田深緒
降谷零
松田深緒
降谷零
降谷零
松田深緒
降谷零
松田深緒
降谷零
松田深緒
数秒。
深緒は顔を歪めた。
降谷零
ハロ
降谷零
ハロは一瞬降谷を見る。
そして。深緒の膝へ顔を埋めた。
松田深緒
降谷零
松田深緒
降谷零
松田深緒
降谷零
ハロ
降谷零
ハロは立ち上がり、降谷の方へ向かう。
松田深緒
降谷零
が、
松田深緒
ハロ
勢いよく深緒の元へ戻った。
降谷零
降谷零
松田深緒
降谷零
松田深緒
ハロ
松田深緒
降谷が1人になってからずっと静かだった部屋に、久しぶりに笑い声が響いた。
ーーーー
しばらくして。 ハロは深緒の膝で丸くなっていた。
深緒はその頭を撫でながら口を開く。
松田深緒
降谷零
松田深緒
素朴な疑問だった。
降谷零
松田深緒
降谷零
松田深緒
降谷零
深緒が「疑わしい」といったような顔をした。
降谷は立ち上がる。
降谷零
松田深緒
降谷零
降谷零
松田深緒
降谷零
降谷は部屋を見回した。
降谷零
ーーーー
ホームセンター
ハロはカートの中でご機嫌である。
松田深緒
降谷零
ハロ
まず入ったのはペットショップ。
新しいおもちゃ。 ブラシ。 おやつ。 深緒はしゃがみ込んで真剣に選んでいる。
松田深緒
降谷零
松田深緒
ハロ
松田深緒
ハロ
松田深緒
降谷零
降谷が少し小馬鹿にした笑みを浮かべたのを、深緒は見逃さなかった。
少し先へ進む。
家電コーナーで、何気なく深緒が足を止めた。
松田深緒
ホットプレートの箱を見下ろす。
たこ焼きプレート。 焼肉プレート。 鍋用プレート。 色々付いているらしい。
松田深緒
楽しそうだな。そう思った。 でも。
同じ時間にご飯なんて、そうそう食べられない。 温め直して一緒に食べれるような料理で精一杯だ。
深緒はそっと視線を逸らした。
降谷零
背後から降谷が言った。
松田深緒
松田深緒
松田深緒
そう言って歩こうとした。
その時。
降谷がホットプレートの箱を持ち上げた。
松田深緒
降谷零
深緒は言葉に詰まる。
松田深緒
降谷零
深緒が少し眉を下げる。
松田深緒
降谷零
松田深緒
少しだけ迷う。それでも言った。
松田深緒
降谷の動きが止まる。
降谷は少し考えた。
それから、静かに言う。
降谷零
松田深緒
降谷零
箱へ視線を落とす。
降谷零
松田深緒
深緒が顔を上げた。
降谷零
降谷は少し笑う。
降谷零
そのままホットプレートをカートへ入れた。
ーーーー
二人はスーパーへ向かった。
夕方前ということもあって店内はそれなりに混んでいる。
カートの下段にはホットプレート。 その存在感が妙に大きい。
野菜売り場へ向かう。
降谷零
松田深緒
降谷零
降谷零
松田深緒
降谷零
即答だった。
松田深緒
降谷零
松田深緒
深緒は少し引いた。
松田深緒
ーーーー
肉売り場。
松田深緒
降谷零
松田深緒
降谷零
数秒の睨み合い。
ハロ
松田深緒
降谷零
松田深緒
降谷零
モブ
横を通ったおばちゃんが笑った。
降谷零
松田深緒
結局両方買った。
ーーーー
レジへ向かう途中。 深緒はお菓子コーナーで足を止めた。
降谷が振り返る。
降谷零
視線の先。 ポテトチップス。 チョコ。 アイス。
降谷は察した。
降谷零
深緒はポテトチップスを手に取った。
買い物かごは思ったよりいっぱいになっていた。
レジ係が手際よく商品を通していく。
やがて会計が終わりに近づいた時、店員が顔を上げた。
店員
降谷が財布へ手を伸ばす。
同時に。
深緒も財布からポイントカードを出した。
松田深緒
降谷零
二人とも一瞬止まる。 店員は少し困った顔になる。
そしてにこやかに言った。
店員
松田深緒
降谷零
店員
松田深緒
深緒が固まる。 降谷も珍しく言葉が止まった。
松田深緒
降谷零
降谷が先に答えた。
店員
降谷零
営業スマイル。完璧だった。
松田深緒
店員も納得して頷く。
店員
会計が進む。 深緒は視線を逸らした。
なんとなく気まずい。
スーパーを出たところで、先に口を開いたのは降谷だった。
降谷零
松田深緒
即答。
降谷零
全然悪いと思っていない声だった。
ーーーー
久しぶりの食卓。
ハロが足元をうろうろする。 たまに二人で笑う。 そんな普通の夜だった。
気付けば食事も終わり。片付けも終わり。 深緒は床へ寝転がっていた。
松田深緒
ハロ
ハロが胸の上へ乗る。
重い。でも可愛い。
松田深緒
ハロ
降谷は少し離れた場所から見ていた。
降谷零
松田深緒
ハロ
ハロが深緒の顔を舐めた。
松田深緒
ハロ
松田深緒
ハロ
松田深緒
降谷は小さく笑う。 その笑い声に深緒が視線を向けた。
ハロの背中を撫でる。
松田深緒
ハロ
松田深緒
降谷零
松田深緒
降谷零
ハロだけが、楽しそうに尻尾を振っていた。 テレビでは深夜のバラエティが流れている。
誰も真面目には見ていない。
ただ音だけが部屋を埋めていた。
深緒は床へ寝転がったままハロを抱えている。 降谷もいつの間にかソファではなく床へ座っていた。
松田深緒
ハロが深緒の腕から抜け出した。 ててて、と歩く。
そして降谷の隣へ座った。
降谷零
次の瞬間。 ハロは深緒と降谷の間へどさっと倒れ込んだ。
松田深緒
降谷零
ハロ
完全に寝る体勢だった。 深緒が吹き出す。
松田深緒
降谷零
ハロは満足そうに丸くなる。
ハロを挟んで、降谷も反対側へ寝転がった。
誰も何も言わない。天井を見上げる。
松田深緒
降谷零
ハロ
小さな寝息。 それを聞いているうちに、深緒の瞼も少しずつ重くなる。
松田深緒
降谷零
松田深緒
降谷零
松田深緒
降谷零
そう言って深緒の方を向くと、もう眠っていた。
降谷はしばらく二人(1人と1匹)を見ていた。
静かな部屋。数ヶ月前には想像もしなかった光景。
降谷零
降谷は立ち上がる。
棚からブランケットを持ってきて、まずハロへ。 それから深緒へ。 起こさないよう静かに掛ける。
深緒は少しだけ身じろぎした。 でも起きない。
降谷は小さく笑い、電気を落とす。
薄暗くなったリビングで川の字になった2人と1匹。
降谷も静かに目を閉じた。
にこぉー( ◜▿◝ )
300
#キャラ崩壊
コメント
6件

コメント失礼します(* .ˬ.)" どの作品もとても大好きで楽しみに見てます 体調に気をつけて頑張ってください 応援してます 続きを楽しみに待っています
あぁぁぁぁもう無理尊すぎる平和だいや神だ(((殴 久しぶりのほっこり最高だった!続き待ってるね♪

最高です😭離れてた辛い時があるから平和なのが余計に泣けてくる😭犬やっぱりハロちゃんだった🤭夫婦と間違えられてもおかしくないくらいの距離感というか雰囲気というか☺️前より仲良くなった気がする😆 投稿ありがとうございます🙏今回も最っ高でした🥹続きも楽しみに待ってます👍