敦くん
コピー、、?!
紗理奈
はい
紗理奈
ですが、有那の意思で
生み出したのではありません
生み出したのではありません
紗理奈
有那は、ある研究員達に利用されたのです
紗理奈
有那が拐われた?!
中也
動揺するのは分かるが、
身分を弁えろ
身分を弁えろ
紗理奈
っ、すいません、、
中也
有那が拐われたのは昨日の夜、
ある研究施設の者によって
拐かされた事がわかった
ある研究施設の者によって
拐かされた事がわかった
紗理奈
研究施設、、?
紗理奈
有那、幹部は無事なんですか、、?
中也
そこまではまだ分からねぇ
中也
だが太宰の調べによると、
その研究施設では人工的に
生命を生み出す実験がされているそうだ
その研究施設では人工的に
生命を生み出す実験がされているそうだ
紗理奈
人工的に、生命を、、
紗理奈
、!!もしかして、
中也
あぁ、実験の為に有那が
拐われた可能性が高い
拐われた可能性が高い
紗理奈
つまり、敵の目的は有那幹部の異能力、、
中也
そういうことだ
中也
この後有那の奪還作戦が実行される
中也
お前は有那直々の部下だ、
お前にも同行してもらうぞ
お前にも同行してもらうぞ
紗理奈
、はい!
国木田さん
生命を、生み出す実験だと、、
太宰さん
、、、、
太宰さん
紗理奈ちゃん、本来の太宰有那は
どんな異能力を所持していたんだい?
どんな異能力を所持していたんだい?
紗理奈
有那の異能力は、、
紗理奈
細胞を操作することの出来る異能力です
全員
、!!
紗理奈
、、研究員は、有那の異能力を利用し、
自身のコピーの肉体を作らせました
自身のコピーの肉体を作らせました
紗理奈
私たちも全力で有那の救出に
向かいましたが、着いた頃には
もう既にコピーが完成していました
向かいましたが、着いた頃には
もう既にコピーが完成していました
乱歩さん
そのコピーが、今の偽物の
太宰有那っていうことだね
太宰有那っていうことだね
紗理奈
はい
紗理奈
有那ッ!!
有那
さり、、な、、
紗理奈
大丈夫?!怪我してない?!
有那
私は大丈夫、、でも、、
紗理奈
、、?
紗理奈
有那、、あれ、、何、?
有那
、、私の、コピー
有那のコピー
、、、、
紗理奈
コピーって、、
紗理奈
有那、人を造ったの、、?
有那
人の形をしていても、
あの子は私の異能力で造られてる
あの子は私の異能力で造られてる
有那
私は、、とんでもない事を
してしまった、、ッ(泣)
してしまった、、ッ(泣)
有那
ごめん、、ッごめんね、、ポロポロ
紗理奈
有那、、
有那のコピー
、、、、
紗理奈
普通では無い生まれ方をしてしまった
有那のコピーを可哀想に思い、
罪悪感を感じた有那は
自身のコピーを保護しました
有那のコピーを可哀想に思い、
罪悪感を感じた有那は
自身のコピーを保護しました
紗理奈
有那は彼女にナナと名付け、
自分の妹のように可愛がっていました
自分の妹のように可愛がっていました
敦くん
ならどうして有那さんを、、?
紗理奈
、、これはあくまでも私の妄想ですが、、
彼女は、本物に なりたかったんだと思います
ナナ
、、、、
亜蓮
やあ、コピーくん
ナナ
!
ナナ
バッ
亜蓮
おっと危ない
亜蓮
やだなぁ〜ボクを見るなり
いきなり襲ってくるだなんて
いきなり襲ってくるだなんて
亜蓮
折角この世界の答えを
教えてあげようと思ったのに、、
教えてあげようと思ったのに、、
ナナ
ピタッ
亜蓮
やっぱり君、暴走気味だけど
まだ意識はあるようだね
まだ意識はあるようだね
ナナ
、、、
亜蓮
いいさ、意識があるうちに教えてあげるよ
亜蓮
存在自体が特異点である君が、
何故この世界を造れたのか
何故この世界を造れたのか
亜蓮
その答えをね