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美月

そんなに優しい言葉をかけないで

万次郎

ごめん,美月

万次郎

俺は残酷だから

美月

もう無理なの

万次郎

本当のことを言ってよ

美月

誰も失いたくない

万次郎

美月!

美月

ごめんね

万次郎

何で,力になれないんだ

美月

何で素直に言えないんだろ

〇〇

見つけた〜

美月

何しにきたのよ?

〇〇

えーッ?だって

万次郎にバレちゃったから

〇〇

これはやっぱり

〇〇

美月さんのせいかなと思うの

美月

何で,おかしいとこなんて一つも

〇〇

言動してなくても,態度でね

美月

...して___

〇〇

聞こえなかった

美月

やるなら私にしてよ

〇〇

ふーん

〇〇

そうきたか

〇〇

じゃ,お言葉に甘えて

スチャッ

〇〇

さよなら美月さん

美月

グッ!

バンッ

美月

...あれ?

美月

痛くな_

〇〇の顔は見る見るうちに青ざめて

〇〇

ぁ,

〇〇

嘘よ!

美月

万次郎,?

万次郎

美月,最後くらいは

万次郎

守らせてよな

美月

こんなはずじゃッ

〇〇

何でッ助けたの?こんな女!

万次郎

俺の大切な人のことをこんな呼ばわりしないでくれ

美月

万次郎ッ...ごめん

ザァァ...

土砂降りの雨が私たちを濡らせた

梵天で仲良くなった女の子

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