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kn

………あれ?
いつの間に、こんな所で?

気づけば、どっかのマンションの 屋上にいた。

kn

………心のどっかでは
もう諦めたいって思ってたのかもしれないな。

ひゅーー

kn

………風が気持ちいい。
こんなこと思ったのって…初めて……

このまま風に乗って、 どこか遠くに行っちゃおうかな………

kn

……怖くない。

下を見ても、全く怖くなかった。

kn

行っちゃおう。

pn

駄目ですよ!
knさん!

kn

ッ!?

後ろを振り返ると、pnがいた。

kn

何?pn。

pn

ほんっと、マジで何してんすか!?

pn

こんなところで……

kn

pnこそ!
どうして俺をとめるんだよ。

pn

どうしてって………
仲間だから……

kn

仲間?
俺が皆のことを大切にしてると思ってんの?

pn

………ぇ?
どうゆう、ことっすか?

kn

皆、俺のこと、どうでもいいって思ってるんでしょ?

pn

そんなことっ!

kn

だって、俺の中学の頃は………

俺の父さんと母さんは、 俺のことを、『道具』としか思っていなかった。

kn母

knは成績が優秀だねぇ。

kn

え、えへへ。

テストで悪い点をとったり、 ゲームが欲しい、とか わがままを言うと、すぐに怒鳴られる

だから、本当はゲームとか、 もっと友達と遊びたい、とか、

本当の自分なんて、 言えるはずなかった。

kn母

knはそのままでいいのよ。

kn

ッ………はい。

そのせいで学校では 『ゲームとか興味無さそうな優等生』 というレッテルを貼られた。

………本当の俺は、そんなんじゃないのに。

高校生になると、

また、成績首位がkn君? なんか調子乗ってない? てか友達いないじゃん。 あれ?じゃあさ、頼れる人っていないってことじゃん。

そこから、 謎に悪口を言われた。

kn

(俺って、孤独なの?)

学校にいる間は猫を被る。

家にいる間も猫を被る。

あれ?本当の俺って、

なんなの?

kn

ッはーー、ッはーー、

悪口が耳に入ると、過呼吸になる。 胸が締め付けられる。 孤独感が襲いかかる。

もう、本当の俺なんて、

自分すら分からないよ……

kn

どうせ、皆俺を表面しか見てない。

kn

俺と本気で関わろうなんて考えてないんだ。

pn

そんなことっ!

kn

ない?本当に?

kn

本当に、俺がリーダーになることを望んでたと思ってるの?

pn

ッ………

kn

皆、俺がしっかりしてるって決めつけて、
勝手に話進めて。

kn

もう、嫌になっちゃった。 

kn

俺達の友情なんて!

kn

最初っからなかったんだよッ!!

息をのむ音が聞こえた。 暫くして、俺から鳴ってることに気がついた。

………なんで俺から?

pn

………ふーん。

pn

『友情なんて、最初からない』、か。

kn

??
p、pn?何して………

pn

じゃあ、俺もここにいる必要ないじゃん。

pnは、屋上の金網の上に乗った。

pn

じゃあ、俺は死ぬよ。

kn

ッ!?
………は……?

第四話(60タップ)終

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