前回の続きです
⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇
するとTOPは勢いよく椅子から立ち上がる
スンリは手首を思い切り掴まれ、背中を壁に押し付けられた
スンリ
ちょ、ヒョン、
スンリ
待って、!
スンリ
ここ、楽屋、誰か来るかもしれな__
タプ
だからって、そんな目で俺を見るなよ
タプ
お前は気づいてないかもしれないけど、
タプ
お前のその目つき
タプ
なんだよ、
スンリ
っ、タッピョンが悪いん_
タプ
あの夜を全部否定されたみたいだった
タプ
苦しくて、仕方がなかったんだよ
息が荒い。視線が怒りと欲望で濁っている
タプ
俺、もう我慢できねぇんだよ
強く押し寄せてくる唇
スンリは抵抗する間もなく、壁に追い詰められる
衣装の隙間に滑り込む指、耳元で漏れる低い息__
スンリ
っ…ヒョン、ダメだって…
スンリ
今、ほんとに…
コンコンコン
その瞬間、ドアノブが回る音がした
ジヨン
TOPヒョン、いる?
ジヨンの声だった。
二人の間に、時間が凍りつく
スンリの瞳が大きく開かれ、TOPの腕の中で震える
タップは舌打ちし、小さく息を吐いた
タプ
… …黙ってろ
スンリは口元を押さえ、壁に身体を密着させたまま、TOPは冷静を装うように声を張った
タプ
ああ、いるよ。
タプ
今ちょっと着替えてる。もうすぐ出る。
ドアの外で、一瞬の沈黙
やがてジヨンの声が返る
ジヨン
……そっか。後で話そう。俺も、ちょっと
ジヨン
気になることがあるからさ
足音が遠ざかる
TOPはようやくスンリから手を離したが、その目はまだ欲望の色を捨てきれずにいた
スンリ
…ジヨンヒョン、気づいたかも…
スンリの声はかすれ、顔は真っ赤に火照っていた
そんな彼を見つめながら、TOPは静かに呟いた
タプ
だからって、俺はもうとまれねぇよ止まれねぇよ。
タプ
お前が誰のでもないうちに全部、俺が壊す







