体調不良ネタ!! 苦手の人注意⚠️
梶 蓮
目を覚ますと、頭痛に襲われてた。
殴れてた時とは違う痛みでズキズキする痛みに俺は息を詰める。 ズキズキする頭を我慢して無理やりベットから起き上がると、 いつもと違う倦怠感を感じて、身体がこわばっていた。 棚の引き出しから体温計を取って測ると、37.2度このくらいなら大丈夫だと思いほっと息を吐く。
小学生の頃から熱は出やすかった方だと思う。 それで仮病だ!…とか学校を休むとその日の授業が分からない し、プリントを配れられない。しかも連絡もしてくれない。 クラスメイトとも先生とも仲良くなかったから、俺に対して何もしてくれなかった。
仕方がない…だって、そうしてもらえるほどの価値は俺にはないから。 獣だと思われてるのに、体調が悪い時だけ助けて貰える…そんな都合のいいことしてもらえる訳ないと思ってる。
梶 蓮
いつものように支度をする。
頑張ってベットから降りる。 いつもの癖で、ヘッドホンを付け音楽を流したが、頭に響いたので慌てて消した。 今日は、音楽を聞かずと思っていながらも、ヘッドホンはいつも通り持っていく。
多少体調が悪くても…学校に行かないと。 自分の事は自分でやらないと。 重たい身体をなんとか動かして、俺は自宅を出た。
梶 蓮
梶 蓮
楠見side 梶はスマホをみてるフリをして机に伏せてる梶の背中を見ていた。 朝からずっとその調子だ。 授業が始まる時は起き上がるけど、それ以外はずっと寝ている。 いつも付けているヘッドホンは首にぶら下がったままで、その代わりなのかフードを被っている。
まだ3時間目の休み時間だけどいつも後ろにいる俺が不審に思うのに充分だった。 静かに席を立ち、梶の前に移動してとんとんって肩を 叩く。 起き上がった梶のパーカーに手を突っ込んで、首筋に手を当てる。
梶 蓮
急に急所を触られてビクッってなってる。 俺は梶の事態を把握するのに時間がかかった。 触れた体温は、想像してた時よりずっと熱かった。 寝不足か、体調が悪いのか分からなかった。 最近の授業が難しいから夜中まで勉強してるのか、それとも最近温度差が酷いからそれのせいで体調が悪いのか、?
それにしても熱は高そうだ。 すぐさまスマホに『一緒に保健室行こう』と打ち込み梶に見せる。 梶はスマホの文字を読んだ梶はバツそうな顔をすると、首をふるふると横に振った。
梶 蓮
どうやら体調が悪い事は認めるが、保健室には行きたくないらしい。 話が終わったとばかりに再び机に伏せようとした時俺は、梶の肩をガシッと掴んだ。 今回はそう簡単に引き下がらない。 この熱さ、多分38度ぐらいはあるだろう。 全然大丈夫じゃないし、我慢しなくてもいいのに。
梶は手を払う気力もないらしく、梶はこちらを睨む。 大丈夫、大丈夫じゃない。と言ってると気づいた榎本が「どぉうしたお前るぁ」とこちらにやってきた。 そばまで来た榎本は梶の顔を見るとすぐに手を出しておでこを触り、目を見開く。
榎本 健史
梶 蓮
榎本 健史
榎本 健史
榎本 健史
梶side 不思議そうに首を傾ける榎本に、俺はモゴモゴと口がごもる。
梶 蓮
榎本 健史
梶 蓮
榎本 健史
榎本 健史
俺は小さく頷いた。
俺が瞬きをした後、そっか、と言ってまるでその考えはなかったという反応をしたら榎本が 「当たり前だるぉ」と言った。 楠見に肩をトンと叩かれると俺は大人しく保健室に行った。
榎本は俺の所に居て、楠見は帰る準備をしてくれる。
梶 蓮
楠見side 梶は大人しく保健室に行ってくれた。 俺は、梶が我慢している理由が分からなかった。 少なくとも俺は、休む時そんな事を考えた事はない。 …きっと梶の過去にあるのかな、、? だから1人で我慢して耐えてたのか、? ただここは違う。体調が悪かったら保健室に連れて行ったり、ノートだって取るし、プリントも渡しにいく。 頼まれなくたって、みんな助けてくれるのに。 1年間過ごしてきて、梶もだいぶ心を開いてくれたと思ってた。 身体が弱って昔の事を思い出してしまったのか。
クラスメイト1
クラスメイトの1人が俺に声を掛けた。
クラスメイト1
クラスメイト2
クラスメイト3
梶 蓮
クラスメイト1&2&3
梶 蓮
榎本 健史
梶 蓮
楠見 優斗
楠見 優斗
梶 蓮
そうして梶は帰った。
次回…看病編!!
ほんとに投稿遅くなってすみません🙇♀️💦
後、マジで♡や💬ありがとうございます!! (♡や💬いっぱいしてほしいです!!) (モチベがあがるから☆)
ばいばいー!!
コメント
2件