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違う。違うんだ。
お兄ちゃんッ、いだいッ!!だすげで!!
ただ、安全な場所を探していただけなんだ。
はやぐっ、もどっでぎて!
い゛やだッ!しに゛だぐないッ!!
もう、やめてくれ…
信じてたのにッ!!戻ってくるって信じてたのに!!!
ねえ
???
イエメン
目覚めた瞬間、喉に冷たい空気が突き刺さる。
喉に穴が空いたのかの如く、ヒューヒューと鳴る。
ふと、顔を触ってみると、汗がびっしょり、手のひらに伝った。
カートの食いすぎの反動だろう。
昨日、エリトリアが家に侵入、ソマリアが別人格を引き起こしたせいで、俺は現実逃避のためカートを食べた。
カートを食べた次の日、今日見た夢みたいなものが沢山流れる。
夢見心地は最悪。
黒い敷布団に目を向ける。
脱水症状になるんじゃないかというぐらいの汗を敷布団は吸っていた。
昨日洗ったばかりだが、仕方ない。
俺はシーツ等を全て剥がし、浴室へと向かった。
浴室
俺は全てを洗濯機の中に入れ、洗濯機を起動させる。
オマーン
洗濯機を起動する音に誘き寄せられたのだろうか。
俺の妹、オマーンが後ろに立っていた。
時計を見ると、まだ針は午前4時を示していた。
イエメン
オマーン
オマーンが俺の目を見て真剣に言う。
オマーン
オマーン
オマーン
イエメン
オマーンが俺の命を心配してくれる。 それだけで俺の心は救われる。
オマーン
イエメン
イエメン
俺はため息を吐いて、オマーンの方を見る。
そう。オマーンは誰がなんと言おうと腐女子の中の腐女子。
なんでもかんでも、男同士の友情ってだけでもカップリングを作ってしまう。
オマーン
イエメン
オマーンのこういう、やってもらって当たり前、というところを直してほしい。
いくら俺がいるからって、自立したときが大変だ。
オマーン
イエメン
オマーン
オマーンは舌を出してあっかんべーをする。
………少し、否、かなりイラッときたが、平常心を保つ。
オマーン
オマーン
オマーンが少し困った顔を浮かべる。
そうだ。オマーンは本気の喧嘩をしたことも、見たこともない。
今まで、この腐女子という力で戦ってきた、ただの女の子だ。
イエメン
イエメン
イエメン
イエメン
オマーン
オマーンの声が少し震える。
幸せと平和を求めているオマーンにとって、戦争は敵。
顔をしっかり見ると、そこにはきっちり、涙が浮かんでいた。
オマーン
オマーン
オマーン
そんなことはない。そう言いたい。
しかし、実際はそうだ。
我々の平和のため、安定のため、と言いながら、戦争をする。
これは矛盾しているように見えて、矛盾はしていない。
だが、今のオマーンにそんなことを言っても、信じないだろう。
俺が言えるのはただ一つだけ。
イエメン
俺はリビングへと歩く。
今日、オマーンは全体的に顔が暗い。
オマーン
イエメン
オマーン
オマーン
オマーンの口が引き結ばれる。
オマーン
オマーン
オマーンが珍しく悲しそうな顔をして俺に問いかける。
俺は、賛成だ、と喉から出かける。
戦争しないと、手に入らない幸せもある、と知っている。
イエメン
しかし、なぜかオマーンの前では、賛成だとは言えなかった。
言おうとすると、夢の中の言葉が頭に響く。
「├″ぅU〒″彡スτナニノ?」
イエメン
イエメン
頭を抱えた瞬間、急に現実に戻ってきた感覚がし、オマーンの方を見る。
オマーンはキョトンとした顔で俺の方を見た。
オマーン
オマーン
イエメン
イエメン
イエメン
イエメン
オマーン
オマーンかよく分かっていなさそうな顔をする。
イエメン
オマーン
オマーン
イエメン
イエメン
イエメン
イエメン
俺は遠くにある薄い星々を見つめる。
赤い星が俺の目の色のように光る。
その星は
先程見た夢を嘲笑うかのようだった。
あの夢のようには、絶対にさせない。
俺の人生を捨ててでも、オマーンを守ってみせる。
例え、アッラー様の教えを背いたとしても、絶対に。
絶対に
イエメン
من يعصي تعاليم الله فمصيره الموت.
خائن
اقضوا على الخونة