母は俺が3歳の頃に居なくなった
婆ちゃんや父さんに聞いても 「お母さんは遠いことに行った」 としか返ってこなかった
俺の父はそんな中俺を一生懸命育ててくれた
俺の誕生日には慣れない料理を頑張って作ってくれて
クリスマスには一緒にケーキを作った
父親は俺を愛してくれた
俺の…
7歳の誕生日がくるまでは
父親は俺の誕生日に知らない男と…
愛し合っていた
それから父親は壊れた
潔父
"潔"おはよう
潔
……おはよう
父親は…
俺を名前で呼んでくれなくなった
潔
パパ…ママどこ行ったn…?
パンッ
潔
……え?(ポロポロ
潔父
あいつの話をするんじゃねぇ!!
世一とゆう名前は母親がくれた名前だ
父親は母親の事を話すと俺を怒鳴るように怒った
だから俺の名前を呼んでくれなくなった
潔
ごめんなさい…(ポロポロ
夜になれば気色悪い音と聞きたくもない声が聞こえる
だから俺はいつも階段の隅で耳を塞いでうずくまる
潔
気持ち悪い…気持ち悪い…気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い
いつも来る男は違う
だからこそ気持ち悪い
俺は中学になって母親のお参りをしようと思った
だけど近所の人に聞いても"母親の葬式をあげたことはない"っと言われた
俺はずっと言われ続けた 「お母さんは遠いことに行った」 とゆう言葉の意味が分かった
母親は…
俺を捨ててどこかに行った
俺は本当の愛が分からなくなった
その瞬間から…
父親の聞きたくない嘘の愛とノイズ音がずっと聴こえてくる
俺はあの父親と同じ血を持ってるから誰でも抱ける人間になったんだろ
あいつが父親じゃなければ俺はこんな人間にはならなかった
そんな俺でもちゃんと愛せる人を見つけたい
そう思っても愛せるひとは見つからない
あの父親と血さえ繋がってなければ