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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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これが恋だと気づいたのは割と序盤 体育祭の後だろう でも、多分その前からすでに好きになっていたのだろう でもそいつは俺のことなんか眼中になくて 大嫌いな幼馴染しか見ていない 俺があいつの立場だったら、なんて自分でもクソみたいな考えが頭に浮かぶ 俺があいつの立場だったら、お前の特別だったら もっと俺を見ていてくれただろうか

_Bakugou

馬鹿な事考えてんじゃねぇよ

_Bakugou

あほらし…

こんなことを考えていたらもう日付が変わりそうだ 普段早く寝ている自分にとってこの時間まで起きているのは珍しい 明日は演習もあるしもう寝ないちと明日に響くだろう

そう考え俺は眠りについた

_Midoriya

轟君!おはよう

_Todoroki

はよ…

_Midoriya

今日じゃ雨が降ってるね

_Todoroki

そうだな…

_Midoriya

ふふっ、眠そうだね

_Todoroki

あぁ、お母さんへの手紙
考えてたら寝るの遅くなっちまった

_Midoriya

そっかぁ
そうだね、今週の日曜日は臨時授業だもんね

_Todoroki

この前ヴィランに襲われてろくにできなかったもんな

_Midoriya

そうだね
でも、日曜日も学校あるとさすがに疲れそうだよね…

_Todoroki

プルスウルトラだな、緑谷

_Midoriya

頑張ろうね…

_Bakugou

どけ、邪魔だボンクソ共!!

_Midoriya

あ、かっちゃん!

_Todoroki

爆豪…

爆豪、最近目も合わせてくれなくなったな… 何か俺やったか…? そうしたら謝りてぇんだが… でも、何もしてねぇし…多分 兎に角、今日話してみるか

_Midoriya

__き君!__ろき君!

_Midoriya

轟君?

_Todoroki

お?

_Midoriya

ボーっとしてたよ
もう学校ついちゃったけど

_Todoroki

わりぃ、考え事だ
行こう、緑谷

_Aizawa

番号順に男女でペア作って準備運動各自始めろ

今日は朝から雨が降っていた 朝に見た雨はそこまで降ってはいなかったのに 昼になると急に土砂降りになってきている そのため午後の演習は体育館γで行われることになった

_Bakugou

番号順…

てことは、轟か… 正直に言うと少し気まずい あいつから話しかけに来るものの、俺がそっけなく返してしまうので 轟も俺に話しかけてくる機会が減った 今、演習でペアになったとしても、上手くいくとは思えないし 散々な結果をさらけ出してしまうかもしれない

_Bakugou

ッチ…クソが

_Todoroki

爆豪

_Bakugou

あぁ?

_Todoroki

俺と爆豪、ペアだろ?

_Todoroki

始めよう

_Bakugou

命令すんな

今日の演習は男女ペアのまま個性ありのドッチボールだといった内容だ 俺の個性だとボールを爆破して使い物にならなくなりそうなので正直つまらないと思った 爆風が煙幕ぐらいにはなれっかなと考えてはいた 煙たいだろうが

_Aizawa

次、轟&爆豪
緑谷&峰田

_Aizawa

はじめ__

__割合__

結果は俺と轟が1位 轟の氷結と俺の爆破で作った煙幕の組み合わせは厄介だと クソナードが言っていた

_Todoroki

緑谷、どんだけ高くボールあげても取るから厄介だったな

_Bakugou

話しかけんな

_Todoroki

峰田も足場がなくなるから厄介だったな

_Bakugou

話聞けや、舐めプ!!

_Todoroki

わりぃ

_Bakugou

思ってもねぇのに謝られても意味ねぇんだよ...

_Todoroki

...なにか言ったか?

_Bakugou

ンでも、ねぇわ!
てか話しかけんなって言ってんだろッ!

_Midoriya

あ、轟君!

_Todoroki

お、緑谷

_Midoriya

轟君の氷結、すごかったよ!

_Todoroki

緑谷も、すごかった

_Midoriya

え!あはは、ありがとう!

_Bakugou

...ッチ

ボンヤリ共が話し始めたので俺は適当にその場を離れる 少しでも、轟と気軽に話せる関係にあるデクが羨ましいと思った自分に腹が立つ あんなクソナードにンでこんな嫉妬をしなくてはならないのか

こんな嫉妬心 全身を伝う汗と共に流れてしまえばいいのに

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