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これ確実にメダル得れないので代わりに連載としてまとめて書き上げますね
結衣のいた部屋の隣とその隣を調べたが大した情報は得られなかった
代わりに2人分の明かりを確保することに成功した
ふたつのマッチ箱とランタン
これで何とか明かりを確保できる
その探索過程で結衣に様々な情報を教えていき1番奥の部屋を探索し追えると別行動をすることにとなった
主人公
主人公
部屋を出てエントランスにと戻る
その途中そういえばと思い出しあの謎の液体について知れると思い足元を照らす
しかし自分が見たあの足跡と謎の液体は初めからなかったかのように消えていた
それこそ自分が見た幻…夢だったみたいに
少し不気味さを覚えたが確かにこの目で見て感じたのだ
あれは幻や夢ではなくしっかりとした現実だったのだと
だが消えたのもまた事実
これはこれでメモを取り2階にと向かった
主人公
主人公
そう思った矢先あの足音が聞こえてくる
しかもその足音は自分の行先…
左の道から足音が聞こえる
一階から二階に続く階段からギリギリ二階層の様子が見える
そこから見えた足音の正体…
亜人の正体が明らかとなった
それは人の形をした”何か”
手足は異様に細く背中は膿のようなものが肥大化している
家のサイズの問題なのか亜人はやけに背を丸めているが恐らく直立した時
身長は2mは優に超えるだろう
自分のいる場所から亜人までの距離は遠いがそれでもここまでくっきり分かるほど
亜人自体は大きくそして人の嫌悪感を逆撫でする見た目もしている
亜人に捕まればきっと命はないだろう
自らが立てた予想は確立されたと言っても過言ではない
ただ1つ分からないことがあるとすれば
奴は何に反応するのかだ
聴覚が鋭く音で動くのか
それとも視覚が鋭くこの距離でも視認して追いかけてくるのか
はたまた嗅覚が鋭く匂いで探知し追いかけるのか
そのどれかひとつに絞られる訳でもない
その可能性だってある
相手は亜人という生命体なのだ
人智を超えた何かを持っているかもしれない
遠くからだが彼を少し観察してみる必要がある
そしていくつか試さないといけない
そのためにまず自分の安全を確保することからだ
先程までの記憶を辿り1階で最初に入った部屋ならば隠れる場所があった
もし今ここでなにかアクションをしたならばその部屋に逃げ込めば何とかなるかもしれない
望み薄だが少しでも情報が欲しいのだ
僕は覚悟を決め検証のひとつ聴覚が鋭いかを確認する
近くにあった木の破片を取りなるべく身を出さずに亜人のいる方にと投げる
木の破片はカラン… と音をたてどこかに転がる
それに反応したのか足音が近づく
聴覚はどうやら常識の範疇のようだ
次は怖いが視認性を確かめてみる
ゆっくりと階段下から身を乗り出し彼を観察してみる
するとひとつ衝撃の事実がわかった
亜人は目に何かを巻いている
つまり目は見えないと思っても問題は無いだろう
その証拠に木の破片を見つけるには手探りだったのだから
これで可能性がひとつ消えてひとつ有力になってきた
視覚は失われているが聴覚と嗅覚が鋭いということ
正確には嗅覚が鋭い可能性だ
聴覚は常識の範疇のようなので獲物を捕らえるには匂いが必要になる
それらの情報が手に入っただけでも儲けものだろう
とりあえずこのことを結衣さんに報告するために1度身を隠して連絡をする
主人公
結衣
結衣
主人公
主人公
結衣
主人公
主人公
結衣
主人公
主人公
主人公
主人公
主人公
主人公
主人公
主人公
主人公
結衣
主人公
主人公
結衣
主人公
結衣
結衣
主人公
結衣
結衣
主人公
主人公
結衣
主人公
結衣との連絡を終えて次を考える
とにかく亜人の先の部屋を見たいがあの道は亜人がいて何も出来ない
今は仕方なくもう一度この階層を調べることにする
再度調べ直すことで新たな気づきがあるかも知れないからだ
手始めに今隠れている部屋を組まなく探索していく
最初こそ気に求めなかったがこの館やけにぬいぐるみが多い気がする
このぬいぐるみの多さはなにかのヒントかもしれない
気になったことは忘れぬようにスマホのメモ機能を使い記録していく
ぬいぐるみを手に取り舐めまわすようにそれを確認する
すると背中に明らか不自然な縫い目を見つけた
まるで1度そこを引き裂いたかのような
そしてそれを隠蔽するために急ぎで縫い合わせたそんなものだ
そのせいなのか縫い目は荒く手で引きちぎれる程であった
無理やりこじ開けて中を確認する
中には白いふわふわの綿があるだけに見えたが
その綿をさらにかき分けていくとその綿から鍵を見つけた
鍵の上の部分は優美な姿をした鷹を模して作られていた
鍵ですらひとつの美術品のようである
その鍵をスっとポケットに入れてそのぬいぐるみも綿を戻して
窓際にちょこんと座るような形で置く
やはり探索が甘いようでこんなものが見つかった
他の部屋もちゃんと探せばまだまだなにか見つかるかもしれない
僕は亜人の存在に気をつけながら別の部屋にと向かった