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快新

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快新

12 - 小話〜告白〜

♥

540

2024年09月26日

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快斗

(盗み出した宝石を夜空にかざしている)

ガチャ

江戸川コナン

やっぱりここか…

快斗

遅かったじゃねぇか名探偵。手足が短いと大変だな。

江戸川コナン

てめぇ、麻酔銃ぶち込まれてぇのか…?

快斗

怖……んな物騒なこと言うなよ〜。ほらよっ(宝石を投げ渡す)

江戸川コナン

ぉわ……

快斗

…………戻るのか、元の姿に。

江戸川コナン

あぁ、灰原が作ってた薬が完成したんだよ。

快斗

残念だなぁ〜、ちっこい名探偵にはもう会えねぇのか。

江戸川コナン

うるせぇ、俺はもう帰るからな。オメーも適当に退散しろよ〜。

快斗

…………なぁ、名探偵。

江戸川コナン

………あ?

快斗

俺___

警備員

怪盗キッドだ!怪盗キッドが出たぞぉ!!!

警察官

何!?どこだ!

 

警備員

あっちの方へ行きました!

警察官

よし!追うぞ!!

ドッタンバタンッダッダッダッ

新一

…………おい

快斗

行ったか……?ふぅ、助かったぜ…

新一

助かったぜ、じゃねぇんだよ!何で俺まで隠れなきゃいけねぇんだよ!!

快斗

しーッ!大声出すなよ名探偵!バレんだろぉが!!

新一

知らねぇ、勝手にしろ!俺は出る!

快斗

俺が捕まったらどうすんだよぉ〜!

新一

どうもしねぇよ!むしろ捕まっちまえ!!

快斗

んな、ひでぇよ名探偵!!俺たちの仲だろぉ!?

新一

そんな仲になった覚えはねぇ!てか、何でまた予告状出してんだよ。

快斗

え、盗みたいものがあったから?

新一

なぁにが『今宵、月明かりの下に輝く鋭く美しい蒼い瞳を頂きに参ります。 怪盗キッド』だ。大体オメー怪盗やめたんじゃねぇのかよ。

そう。

先日、怪盗キッドは突然の引退宣言をした。

快斗

しょうがねぇだろ。大体オメーのせいだろうが。

新一

はぁ?人のせいにしてんじゃねぇ!

快斗

あぁ!?オメーが勝手に!

新一

俺が何したってんだよ!

そのまま数十分言い合いは続き…

快斗

_オメー、こうでもしねぇとまた逃げるだろ?

新一

(なんだ、急に雰囲気が…)

すると、怪盗キッドは俺の耳元に顔を寄せ

快斗

この前のこと、忘れたとは言わせねぇぞ?

新一

ッッ!

『お前が好きだ。』

『好きになっちまった。』

快斗

あのときの返事、まだ聞いてねぇんだけど。

新一

ッいや、だからその…オメーの好きは、あのー…あれだろっ?好敵手としての_

快斗

そうやって。……あのときもはぐらかしたじゃねぇか。

新一

っでも…

快斗

俺は本気だぜ?

そんなこと、お前の目を見れば分かる。

……俺だって、オメーが。

新一

…………。///

快斗

……振るなら、さっさと振ってくれ。

新一

……別にオメーのことは嫌いじゃねぇけど、俺たちは探偵と怪盗で……………ッでもそうじゃなければゴニョゴニョ…///

快斗

ちょ、ちょっとストップ!

新一

あ…?なんだよいきなり。

快斗

それわざとやってんのか…?

新一

は?何をだよ。

快斗

顔真っ赤にしてそんなこと言われても、遠回し告白にしか聞こえねぇんだけど…///

新一

………ボフンッ!///

新一

バ、バーロー!!!///んなわけねぇだろ、どんな解釈してやがるっ!///

快斗

えぇ、だってそうとしか思えねぇだろ。気づいてねぇみたいだけど、名探偵俺と会うときもほんのり赤いぜ?笑

新一

んなっ!?てめぇの勘違いだ!

快斗

そっかそっか〜。俺たち両思いだったんだな。

ぎゅっ

そう言って、キッドは俺を抱きしめた。

抱きしめられることに慣れていなかった俺は、ぎゅっと目を閉じて体を強張らせた。

恐る恐る目を開けると、キッドと目が合った。

新一

ッッ!!?///

快斗

なぁ、さっさと認めちまぇよ…

鼻先が触れるほどの距離に、キッドの顔がある。

あれ…こいつってこんなにかっこよかったっけ………

快斗

なぁ名探偵。俺のこと、好き…?

意地の悪い笑みを浮かべて、聞いてくる。

くっそ……///

こいつ、意地でも俺に言わせるつもりだな…///

新一

ッッ……///

俺が焦るのを見て、さらに距離を詰めてくる。

わかってるくせに…

新一

………………だ。

快斗

ん?

新一

……っ俺も好きだって言ってんだ!///責任取りやがれ!!///

言った…

言っちまった…

快斗

…………

新一

っおい…なんか言えよ……

快斗

っしゃぁ!!!!!

新一

ビクゥッ

快斗

これから堂々と名探偵とイチャつけるぜぇ!

ゴンッ!

新一

バーロー、イチャつかねぇよ!///

快斗

っ痛ってぇ………名探偵力加減…

新一

つぅか、いい加減離れろ!!

するとキッドは、俺を見てニヤリと笑った。

快斗

え〜嫌だ♡

新一

はぁ?

そしてさらに距離を詰め、俺を抱きしめる。

新一

な、ちょっ!///

快斗

俺がどれだけ我慢したと思ってやがる。あのときから、オメーにずっとお預け食らってたんだぜ?

目の前にいるのは、獲物に狙いをさだめた飢えた獣。

快斗

いただきま〜す♡

新一

っおい…やめろぉぉぉ!!///

快斗

ん〜…清々しい朝だなぁ

バコッ!

快斗

いだぁッ!?

新一

なんも清々しくねぇよ…

快斗

わりぃ、やり過ぎちまった…腰大丈夫か?

新一

大丈夫なわけねぇだろ…ったくこんなところで盛りやがって、ことド変態が。

快斗

へいへい、そのド変態にされるがままにされてたのはどこのどいつでしょうかねぇ?(・∀・)ニヤニヤ

新一

ッッうるせぇ!///調子に乗んな!!

快斗

あぁ!?オメーだって気持ちよさそうにしてたじゃねぇか!

警察官

なんだ?物音がしたぞ?

警備員

( ゚д゚)ハッ!まさかまだ怪盗キッドが隠れてるのでは!?

警察官

そうか!よし、あそこの倉庫からだ!

ダッダッダッ

快斗

やべぇ、まだ残ってたのか…よし、行くぞっ

新一

は?どこに_

バサッ

新一

うぉわっ!?………危ねぇな!

快斗

うるせぇなぁ。この怪盗キッド様が家まで送ってやるってんだから、文句言うなよな?ニヤッ

新一

ッ頼んでねぇっつうの…

綺麗な青空だな…

オメーはいつも、こんな景色を見てたのか。

新一

………あ、そういえば。オメー目当ての宝石は見つかったのかよ?

快斗

ん?今手に抱えてるじゃねぇか。

新一

はぁ?そんなのどこに……

ん?

手に抱えてる?

今キッドが抱えてるのは、俺………。

新一

蒼き瞳って、俺のことかよぉッ!!!?///

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コメント

1

ユーザー

新一のツンデレ最高😇

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