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ラブカはそこに居た

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ラブカはそこに居た

第1話 - 第1話

30

2025年04月29日

#殺し屋

#ラブカ

zzz.0u0

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30

zzz.0u0

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ラブカはそこに居た

ゆき

ねぇ、そこの君

かなで

,,,

ゆき

ねぇ

かなで

俺すか、？

ゆき

そう

ゆき

スカウトなんだけど、

かなで

スカウト？

ゆき

そう。詳しくは言えないから

ゆき

ここに電話して

1枚の名刺

かなで

,,,うっす

かなで

なんやろ、

かなで

マインドカンパニー？

かなで

電話番号書いてる

プルルル

マインドカンパニー

もしもし

マインドカンパニー

こちらマインドカンパニーでございます

かなで

あ、えっと

かなで

街中で、名刺貰って

マインドカンパニー

スカウトでございますね

かなで

はい

マインドカンパニー

では、詳細についてお話

マインドカンパニー

させていただきます。

マインドカンパニー

私達マインドカンパニーは

マインドカンパニー

殺人代行サービスでございます。

かなで

,,,は？

マインドカンパニー

驚かれる方も少なくありません。

マインドカンパニー

でも、後に慣れます。

かなで

いや、ちょ

かなで

犯罪に手を染めるつもり無いです

マインドカンパニー

ご安心ください。

マインドカンパニー

では後ほどまたご連絡させていただきます

マインドカンパニー

失礼します

ブチッ

かなで

はぁ？

かなで

なんなんだよ、

かなで

はぁ、

ゆき

ねぇ

かなで

あ？

ゆき

電話したのね

かなで

お前なんなんだよ

ゆき

私もマインドカンパニーで働いているの

かなで

殺し屋なのか？

ゆき

まぁ、カフェで話しましょう

かなで

ちょ！

ゆき

あなたももうスカウトされた時点で

ゆき

採用されているから

かなで

俺人殺さないっすよ

ゆき

分かってるわ。

ゆき

だから初めは電話対応からよ

ゆき

っても滅多に掛かってこないから

ゆき

安心して

かなで

なんで俺なんすか

ゆき

全く気付いて無いのね。

かなで

は？

ゆき

あなたの過去

ゆき

5ヶ月間を

ゆき

監視させてもらっていたわ

かなで

,,,は？

ゆき

そうなるわよね。

ゆき

あなた、学校行っていないわよね

かなで

行ってるけど

ゆき

過去5ヶ月間で

ゆき

登校した日数は

ゆき

約23日また、その内6日が早退、9日が遅刻

ゆき

そして、その耳に空いたピアス

ゆき

あと、へそと、舌にも空いてるわね

かなで

は、マジで

ゆき

それを見る限りあなたは不良生徒

ゆき

そう言うことよね

かなで

,,,まぁ

ゆき

ただ、1つ分からないことがあるのよ。

ゆき

あなた、学校休んで何してるの。

ゆき

不孝通りに行っても歩くだけ、店に入っても何も買わず。

ゆき

ただ散歩してるだけのように見える

かなで

そうだよ。

ゆき

意味ある？

かなで

意味なんて求めてねぇよ

ゆき

そう。別に良いけれど

ゆき

まぁ、暇そうだからスカウトした

かなで

俺じゃなくていいじゃん

ゆき

じゃあ明日からここに来て

かなで

はぁ？

ゆき

どうせ暇なんでしょ。

かなで

明日学校いくんだけど

ゆき

あらそうなの。まぁいつ来ても一緒だから

かなで

,,,

ゆき

あとこれ私の連絡先

ゆき

じゃあ。お金払っとくから

かなで

マジでなんなんあいつ。

次の日

ゆう

,,,

かなで

っち、先客居るのかよ

かなで

おい、ここ俺の場所

ゆう

,,,

かなで

無視すん、な

ゆう

誰？

かなで

お、前そこで、何してんの

ゆう

死のうとしてる。

かなで

ダメだろ

ゆう

,,,まぁいいや

ゆう

今日は止められたってことで、

ゆう

死ねなかったことにする！

かなで

なんだよそれ

ゆう

またねっ

かなで

待てよ

ゆう

何？

かなで

なんか、悩んでたり

ゆう

ないよ、ないない笑

ゆう

あるわけないよ

かなで

じゃあなんで死ぬんだ？

ゆう

ん〜、何となく？

ゆう

飽きちゃったから

かなで

はぁ？

かなで

ふざけんなよ

こっちは勝手に殺し屋にされて死ぬかもしれない

なのに、お前は自ら死ぬ？

かなで

ふざけんなよ

ゆう

へ？

かなで

なんで何も悩み無いのに

かなで

死ぬんだよ

ゆう

だから、飽きたからって

かなで

うるせぇんだよ！

ゆき

かなで君。それくらいにしなさい

かなで

は、

ゆう

おぉ！ユキさぁん

かなで

おま、何でここ

ゆき

あなたの学校なんて知ってるわ

ゆう

え？知り合い？

ゆき

そうよ。ゆう、久しぶりね。

ゆう

え？笑もしかして

ゆう

こいつスカウトしたの？笑笑

かなで

こいつってなんだよ

ゆう

うるせぇ黙れ

ゆき

そうよ。ゆうに合うって思ったの

ゆう

はー？

ゆう

こんな弱虫が？

かなで

うるさいのはお前だろ

俺は気ずけば、拳を振りかざしていた。

ゆう

おっと

ゆう

あーぶね

かなで

は？避けた

ゆき

ふふっ、

かなで

何が面白い！

ゆき

可愛い喧嘩ね。

ゆき

うちに来たら壮絶な戦いなのに

ゆき

日本を見ると如何に平和か分かるわ。

ゆき

さっ、2人とも、暇ならうちに来なさい

ゆう

はーい！

かなで

なんなんだよぉ、

そうして俺の

スパイとして、殺し屋として

生活が始まった。