○○
、ごめんなさい
ー翌日ー
○○
おはよ、
私が教室に入りそう呟くと
親友が一目散に走ってきた
○○の親友(ゆず)
おはよ!○○!
○○
おはよ
○○の親友(ゆず)
ところでさ、○○、なんかあった?
○○
…えっ?
○○
……なんで?
○○の親友(ゆず)
昨日のLINE、
既読だけつけて何も返信してこないもん
既読だけつけて何も返信してこないもん
○○
え、それだけで?
○○の親友(ゆず)
いつもなら、うん。とか、わかった。
とか送ってくるのに。
とか送ってくるのに。
○○
…
○○
いや、別に何も無いよ
○○の親友(ゆず)
えー、そうなの?
○○
…うん
○○の親友(ゆず)
ならいいんだけど…
○○の親友(ゆず)
…そういえば、
○○の親友(ゆず)
今日三途来てないね
○○
…ほんとだ
○○
(どうしたんだろう)
キーンコーンカーンコーン
下校のチャイムと同時に、生徒たちが一斉に廊下へ出ていく
○○の親友(ゆず)
○○~帰ろー
○○
うん。
ゆずに声をかけられ、カバンを持つと、
先生
○○ー
○○
あ、はい
先生
これ、三途にプリントを届けてやってくれ
○○
…え、私がですか
先生
前にも届けくれたことあったし、いいだろ?
???
待ってください
???
俺が行きます
そう言って、私と先生の会話に割り込んできた
○○
…えっ?
先生
…ああ、じゃあ頼むな
○○
ごめんね。ありがとう
???
あぁ。
○○
えっと…
○○
灰谷…くん?
竜胆
竜胆でいい。
○○
竜胆くんありがとう、今度お礼させて。
竜胆
ああ、じゃあ、