圭
さら
そう言って少しだけ微笑んだ
圭
蒼太,そう言おうとして踏みとどまった。俺は… さらと別れた。 そん時に今の彼氏の名前をだすなんて馬鹿みたいだな
さら
圭
さら
圭
そこまで言って気づいた。そう,その喧嘩中に俺らは別れた。別に二人が喧嘩してるから気まずくなって別れたわけじゃない。ただ, 「別れよう」 それだけだった。何が原因かは分からない,けど,蒼太が好きになったから別れた訳ではない,それだけはわかった。だって,泣いていたから
さら
圭
さら
圭
圭
言っちゃいけないって分かってた。でも兎に角どうしていいか分からない位怒りでいっぱいだったんだ。
さら
泣いて,いた。でも,「ごめん」,その声が君に届くことはなかった
さら
圭
やっぱ俺,さらの事忘れらんないんだなぁ,笑 酷いこと言って悲しませたのにばっかみたい。 俺らは別れたんだ,なのに
いや,だから
圭
ちょっとカッコつけちゃって,アホらし でもこんな時位しかカッコつけらんないからさ, 伝わらなかったらそれでいい だから,伝えさせて
さら
圭
さら
月は青くはないよ,
圭
これでいい
圭
さら
さら
もう会うことは無いだろう。幸せになって,さら
圭
俺ら別れたのはきっと赤い糸が切れたからじゃない。ほどけてしまったんだろう。俺らに運命の赤い糸なんて無かった。俺が勝手に結んでしまった。
今度は,俺が泣く番だ。本当は彼奴のほうが泣きたいのに,
圭
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んー??