俺は翔太郎
高校3年生
両親が亡くなって一人暮らし
でもいいんだ
彼女が居るから
さびしくない
菜々子
翔太郎
菜々子
菜々子
菜々子
翔太郎
翔太郎
菜々子
菜々子
翔太郎
翔太郎
菜々子
菜々子
翔太郎
菜々子
翔太郎
菜々子
翔太郎
翔太郎
菜々子
菜々子
翔太郎
翔太郎
菜々子
菜々子
翔太郎
菜々子
翔太郎
菜々子
菜々子
翔太郎
菜々子
翔太郎
菜々子
菜々子
翔太郎
菜々子
菜々子
菜々子
翔太郎
翔太郎
菜々子
翔太郎
菜々子
翔太郎
菜々子
菜々子
菜々子
菜々子
翔太郎
翔太郎
菜々子
翔太郎
菜々子
菜々子
翔太郎
翔太郎
翔太郎
翔太郎
吹奏楽部の部室を開ける
翔太郎
吹奏楽部
吹奏楽部
ひそひそ聞こえる
翔太郎
吹奏楽部
吹奏楽部
翔太郎
吹奏楽部
吹奏楽部
翔太郎
翔太郎
たしかに変わってる
図書館…ここか
お、意外と少ない
女の子たち
翔太郎
翔太郎
女の子たち
女の子たち
女の子たち
え?
そこには端っこで静かに本を読む奴が
あれが奏圭人…
翔太郎
けっこう顔はイケてる方
菜々子が好きそうな顔だな
翔太郎
翔太郎
圭人
圭人
翔太郎
翔太郎
圭人
圭人
翔太郎
圭人
翔太郎
翔太郎
適当に言ったけど……
ヤバイ奴やんか
圭人
翔太郎
翔太郎
翔太郎
圭人
どうしよう
翔太郎
圭人
おれは一応そいつを引っ張って廊下まで走った
圭人
気付くと俺は遠い所までこいつを連れ回してたみたいだ
息切れるの早くね?
翔太郎
翔太郎
圭人
まだはぁはぁしてる
吹奏楽部って肺活量必要だった気がするんだが
まあいいや
翔太郎
圭人
圭人
翔太郎
翔太郎
翔太郎
圭人
圭人が少し照れたように頭をかいた
圭人
翔太郎
圭人
圭人
翔太郎
翔太郎
すると圭人が笑った
何が面白いんだよ…
圭人
圭人
俺達は無言で歩いた
圭人は大量の教科書を重そうに持っていたから俺が代わって持ってあげた
翔太郎
圭人
会話はそれだけだった
でも圭人の清々しい表情のおかげで 気まずくなんてなかった
圭人
翔太郎
圭人
圭人
翔太郎
翔太郎
圭人はフルートの頭の部分をくわえて びーびーと音を出した
そしてふぅっと息を吸って……
う、上手すぎるっ
JAZZっぽくテンポを崩して吹く姿に俺は息を飲んだ
圭人
翔太郎
翔太郎
圭人
翔太郎
圭人
圭人
翔太郎
翔太郎
こんな小柄で細い体からあんな大きな音色がだせるなんて
圭人
翔太郎
翔太郎
圭人
圭人
翔太郎
圭人
翔太郎
圭人
翔太郎
圭人
翔太郎
翔太郎
翔太郎
圭人
圭人
え…?
圭人
圭人
圭人
翔太郎
圭人の口元がほろんで「うん!」 と優しく笑った
その笑顔が大丈夫だよって言ってくれてるようで
心が落ち着いた
圭人
翔太郎
俺の声に驚いて圭人が口を 離した
圭人
翔太郎
翔太郎
圭人
圭人
そう言ってなぜか嬉しそうに笑った
翔太郎
圭人
圭人
圭人が滑らかに吹く
ほんとに懐かしい
亡くなったクラシック好きの父が よく口ずさんでいた
圭人
翔太郎
夕暮れの帰り道、圭人が足を止めた
圭人
圭人
翔太郎
圭人
圭人
翔太郎
翔太郎
翔太郎
圭人
翔太郎
圭人
そうして俺たちは電車で別れた
圭人は最後まで手を振って
俺も最後まで手を振った
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