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大吾side
午前0時を回った頃、
一通の電話があった。
携帯の画面を見ると流星からだった。
いつもツンデレな流星。
珍しいなと思いながら、
電話に出た。
流星
大吾
流星
大吾
流星
大吾
流星
それから俺は家を飛び出した。
走ってすぐの流星の家まで、
全速力で走った。
家の前に来てからインターホンを鳴らしたけど、
誰も出てこなかった。
どんどん心配になり、
声をかけて勝手に入ることにした。
大吾
流星
なんて言って入った流星の家の中。
中にはたくさんの薬の瓶や薬の包装シートが、
ありとあらゆる場所に散らばってた。
頭が真っ白になった。
きっと流星はこの薬を大量に摂取したのだろう。
頑張って呼吸をしている流星。
とにかく流星を助けなきゃ。
そう思って救急車を呼んだ。
大吾
流星
大吾
それから流星は救急搬送された。
なんとか一命を取り留めた。
あと少し遅かったら危なかったそうだ。
メンバーに連絡をしてから、
流星の目が覚めるのを待った。
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流星side
目が覚めて見えた天井はいつもと違う。
天井は真っ白で横を見ると大ちゃんがいる。
あれ?なんでだろ?
大ちゃんは少し涙目で、
俺の手をギュッと握っとる。
流星
大吾
流星
大吾
流星
大吾
流星
大吾
流星
大吾
流星
大吾
流星
大吾
流星
大吾
流星
大吾
流星
大吾
流星
でも本当は、
何があったか全部知ってる。
大ちゃんになんて言ったらいいか、
分からんかったから言えなかっただけやで。
辛いとか、助けて欲しいとか、死にたいとか。
ほんまは全部覚えとる。
俺は...
『薬を飲みすぎた』だけ。
少し現実から離れたかったから。
あることが原因やった。
あの瞬間のあの出来事で、
俺が狂い始めた。
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大吾
流星
代わり映えのない俺たちの絡み。
今日も大ちゃんはかっこいい。
なんて思いながら携帯を見てた。
その後に会ったのは
思いがけない出来事でした。