ブルーロックに向かう
零の部屋の前
糸師 冴
あいつ、俺が吸血鬼なのわかってんのか
糸師 冴
(危機感なさ過ぎだろ
糸師 冴
(てか、アイツのメガネしてない顔初めて見たな、
糸師 冴
(髪もほどいてあるし
糸師 冴
(てっ、なんで俺がアイツの事考えてんだよ!?
零
はぁはぁ
零
お待たせ
糸師 冴
ッ
糸師 冴
おせぇ
糸師 冴
それでもアナリストか
零
む
零
疲れてたんだもーん
糸師 冴
はぁー
糸師 冴
さっさと行くぞ
テクテク
テクテク
糸師 冴
おい!
糸師 冴
この寝坊助野郎起こしてきたぞ
ジローラン・ダバディ
あっ!
ジローラン・ダバディ
冴ちゃんありがとう
ジローラン・ダバディ
零ちゃんおはよう
ジローラン・ダバディ
よく眠れた?
零
はい!バッチリです
零
寝起きは最悪でしたけど(ニコ
糸師 冴
お前のせいだろうが、
零
べー
バチバチ
ジローラン・ダバディ
そ、それじゃあ行こうか!
ホテルを出て
ジローランさんが車を運転して私達は後部座席に座っている
ブーン
・
・
・
零
(気まずい
零
そ、そういえばブルーロックから選んだ選手って誰ですか?
ジローラン・ダバディ
あー、そういえばまだ行ってなかったね
ジローラン・ダバディ
士道龍聖高校2年生、今まで手に負えないほど問題行動をしてたらしいよ
零
なんでその選手を選んだの?
糸師 冴
あの悪魔の予測不可能なプレーと得点力に試してみたいことがあるからだ
零
(悪魔?
零
まぁ、冴がそこまで言うならどんな選手か私もこの目で確かめたいわ