私は玄関近くの自販機でいつも飲む いちごオレを押した
○○
嘘でしょ
いちごオレは売り切れていた
??
これあげる
私はおさげを揺らし声のする方向を見る。
○○
え…と
○○
(確か同じクラスの木元君…?
だったような…)
だったような…)
木元(しゃちょー)
ほら、早く受け取って
○○
いや、でも
木元(しゃちょー)
ん!バナナオレと間違えたから
あげるって!
あげるって!
彼はそう言い私にいちごオレを押し付けてバナナオレを買って行ってしまった
○○
なんだったんだろ
○○
(ありがとう少年!)
○○
そういえば銀太先輩との出会いも…
○○
こんな感じだったなあ
あれは1年生の時
私がいちごオレを買おうとして来たら 売り切れだった
そして私は仕方なくみかんジュースのボタンに指を置く
ピッガタン
○○
はぁ…みかんジュースか…
私は重い腰をかがませ出てきたジュースを 手に取ろうとした
??
ひょい
○○
え?
私の背後から手が伸びてきて ジュースはなくなっていた
後ろを振り向くと
○○
わぁ…
○○
あの…それ、私のです
返してください
返してください
??
俺はこれが飲みたいの!
○○
はい??
○○
(何言ってるんだろう)
もう諦めようと思い立ち上がり教室へ 帰ろうとする
銀太
ストップ
○○
??
銀太
ん。
○○
えっ。あっ!ちょ!
突然、私の方へ投げてこられたものを 私はキャッチする
○○
渡されたものはいちごオレ
○○
これ、くれるんですか?
私が聞くと
??
そんなに嬉しいんだw
コレが私の恋の瞬間。
??
行かなきゃ。じゃ、ばいばい
○○
え!ちょ!
彼は陽気に走って行ってしまった
○○
お礼言ってないし…
○○
名前も聞いてない…
そして後から彼が銀太という1年上だったことを知った。 しかも私と反対の人気者
脇
○○ちゃんどこいってたのー
○○
あ、脇
○○
(すっかり置いてきたことを忘れていた)
○○
ごめん!置いていっちゃって!なんか人多い
脇
ひどいなああ
○○
(いちいちかわいいし
流石私のジェニファーやん(?))
流石私のジェニファーやん(?))
○○
教室に戻ろ!
脇
うん!
??
チッ。あの女め。木元くんや脇くんまで
許さない
許さない
この日から地獄が始まることヲタ誰も知らなかった
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ひより(主)
どーも!こんにちは!今度は❤300出そうかとおもってます!