/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
ﾎﾞｫﾝｯ
青柳 紗綾
ハァハァ...
コーチ
ここを早くしろ！
青柳 紗綾
はいっ、すみません…
私はテニスをしている
将来オリンピックを 目指している
でもその夢は、 私の希望している夢じゃない
コーチ
はぁ、お前は
出来っこねぇなぁ！
出来っこねぇなぁ！
青柳 紗綾
………。
コーチ
紗夏の見本を見ろよ！
ﾋｭﾝｯ
青柳 紗夏
コーチ、どう？
コーチ
凄く早いスマッシュ！
コーチ
紗夏が紗綾なら、
俺も困らないのに…
俺も困らないのに…
テメェが男なら もっと力強けてやるのに
青柳 紗綾
っ………
青柳 紗綾
やっぱり私は、
青柳 紗綾
出来っこないか…
いつもこんな日々が 続いた
いつも妹に比べられ
いつも妹の方が 優秀で
いつも 残念がられる
「テメェが男だったら いいのにな」
いつもそう言われる
青柳 紗綾
……ｸﾞｽｯ(泣)
青柳 紗綾
こんなの、
私の夢じゃないっ(泣)
私の夢じゃないっ(泣)
青柳 紗綾
紗夏がいなかったら…(ﾎﾞｿｯ)
次回・第2話 紗綾、紗夏に…？
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
