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空気が止まった。 誰もすぐには喋らない。 りうら本人も。
りうら
ようやく出た声は、 間の抜けたものだった。 ミユは目を逸らさない。
りうら
りうら
りうらが眉をひそめる。
りうら
みゆは首を振る
みゆ
みゆ
ないこ
みゆ
りうらの表情が曇る。 特別。 その言葉は嫌いだった。 研究所にいた頃も。 能力者になってからも。 その言葉でろくなことがなかった。
りうら
りうらは視線を逸らした
りうら
だが。 ミユは困ったように笑う。
みゆ
りうら
みゆ
少し懐かしそうに言う
りうら
みゆ
みゆ
少しの沈黙
みゆ
しょう
即答。 思わず悠佑が吹き出す。
悠佑
少しだけ空気が緩んだ。 その時。 ガコン。
外から重い音がした。 全員の表情が変わる。 ないこが即座に立ち上がる。
ないこ
みゆの顔があおざめる
ないこ
ifが扉へ近付く。 扉に耳を澄ます。
まろ
ほとけ
まろ
その一言で全員が理解した。 他にもいる。 かなり。 ないこが短く指示を出す。
ないこ
しょう
全員が頷く。 その時。 りうらがふと部屋の奥を見る。 古い棚。 埃を被った箱。 そして壁。
そこに何か書かれていた。 小さな文字。 かすれていてよく読めない。 自然と足が進む。
りうら
壁には数字が並んでいた。 いくつもの管理番号。 消された跡もある。
その中に。 見覚えのある番号があった。 自分の番号。 その隣に。 誰かが後から書き足したような文字。
震える字で。 『にげろ』 りうらの呼吸が止まった。 その字を見た瞬間。 なぜか胸が苦しくなる。 誰が書いたのか分からないのに。 いつ書かれたのかも。
でも。 その文字だけは妙にはっきり残っていた。 そしてその下には、 さらに小さく続きがあった。 『あいつはまだあきらめてない』
ほとけ
ほとけの声。 りうらは壁を見つめたまま呟く。
りうら
全員が振り返る。 りうらは文字を指差した。 その瞬間。 ミユの顔から血の気が引いた。
みゆ
そういった次の瞬間。 ガァン!! 突然、部屋全体が大きく揺れた。
ほとけ
警報音。 赤いランプが点滅する。
ないこ
ifが舌打ちする。
まろ
扉が次々と開く音。
ないこ
ないこが叫んだ。 全員が走り出す。 しかし。
りうら
りうらの足が止まる。 壁の文字。 『あいつはまだあきらめてない』 その言葉が頭から離れない。
ほとけ
ほとけがりうらの方へ手を伸ばした瞬間。 プシュッ……
りうら
天井から白い煙。
悠佑
悠佑が叫ぶ。 視界が霞む。
まろ
ほとけ
誰かの声が意識とともにとうざかっていく。 最後に必死に叫んだないこの声が聞こえた気がした。
いつか(作者)
いつか(作者)
初♡500越えありがとうございます!✨✨✨✨✨✨✨✨✨
いつか(作者)
いつか(作者)
いつか(作者)
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コメント
5件
初コメ失礼します‼️この小説本当に大好きなのでもし主様が大丈夫なら投稿して貰えたら飛んで見に行きます🥹🥹
え、もうすぐお願i((殴 できたら見たいな〜!!!✨️ 続きが気になりすぎる!!!! 皆無事でいてくれ.....😭
読んだわ!壁の『にげろ』と『あいつはまだあきらめてない』……めっちゃゾクッときた。りうらが"特別"って言葉に拒否反応示すとこ、過去の重さ感じて好きだわ。あの文字書いたの誰なんやろ。みゆの反応も気になるし。ガスで連続拉致フラグ立ったけど、次どうなるんやろな🔥 いつかさん、♡500達成おめでとう!投稿ペースは無理せず自分のリズムでええと思うわ〜