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読ませていただきました……!マリキンとフサキンの、ふわっとした距離感がとても好きです。フサキンが「俺ばっか支えられちゃってる」って言うところ、胸がぎゅってなった。で、マリキンが「こうやって話せること自体が支えだ」って返すところ、すごく良かった……。こういう、うまく言葉にできないけどちゃんと伝わるやりとり、すごいです。初めての作品とは思えないくらい丁寧に書けてます。続編、楽しみにしてますね……
SUZUKI
SUZUKI
SUZUKI
SUZUKI
SUZUKI
SUZUKI
SUZUKI
SUZUKI
SUZUKI
お昼過ぎ。
ここは廟堂。ナナメ村から東に行き,ニテツ峠を越えた先にある建物。
彼の名前はフサキン。
細かい情報は伏せるが───とある理由で今は軟禁状態である。
彼の相棒的存在のマリキンがここへよく訪れてくれる為,ちょっとした話し相手になってくれている。
フサキン
フサキン
フサキン
フサキン
数十分経った頃だろうか。奥の廊下から足音が聞こえた。
その正体はマリキンだった。
片手にこの世界で言うお金───geraの袋を持って現れた。
マリキン
フサキンに近付き、彼の手に30geraを置いた。
マリキン
フサキン
……フサキンは自認アイドルだ。
まぁその事は置いておくとしよう。
マリキン
フサキン
マリキン
フサキン
少し遠慮するような手つきでフサキンは30geraを受け取った。
何かしらの差し入れを貰うのは嬉しいが───マリキンはそれで大丈夫なのだろうか。
生活が。
フサキン
マリキン
フサキン
マリキンは本当に良い奴。
課金のし過ぎで借金したり,ちょっと口が悪ところもあるけど,根は良いんだ。
こんな俺の所にわざわざ足を運んでくれて,話し相手になってくれる。
───あぁ,なんだか一緒にいるだけで安心する。
マリキン
フサキンが飲み物を用意しに行った後,マリキンはスマホを取りだしてソシャゲを始めた。
ガチャの画面に行く。
……SSR。10連。
ごくり,と喉が鳴った。
マリキン
フサキン
マリキン
フサキン
咳払いを一つ。
フサキン
マリキン
フサキン
マリキン
フサキン
うーん,と言葉を詰まらせた。
何か…自分もマリキンに恩を返したい,と言いたげ。
マリキン
フサキン
マリキン
マリキン
フサキン
マリキン
フサキン
じんわりと,顔が赤くなった気がした。
フサキン
フサキン
フサキン
マリキン
顔を赤くするフサキン。
こうやってすぐ赤くなる。揶揄いたくなる性格してるよな,相変らず。
コイツは俺がお前の事をどう想ってるなんか,深く考えた事無いんだろうな。
だからこそ無謀で,お節介で───
……
SUZUKI
SUZUKI
SUZUKI
SUZUKI
SUZUKI