姫side
朝ごはんも食べ終え
学校に向かいすぐに秘密部屋に入る
ほし君はやらなきゃ行けない 仕事があるらしく
少し席を外している
その間こう君が側にいてくれる
湧
せんせー怪我したー
(保健室から)
(保健室から)
姫
っ…
皇輝
ごめんねナデナデ
皇輝
姫ちょっと席外すね
皇輝
すぐ戻ってくるから…
姫
コクンッ
皇輝
どこ?
(保健室から)
(保健室から)
湧
手首、紙で切った
(保健室から)
(保健室から)
星輝
姫ー((ボソッ
姫
あれ…ほし君…((ボソッ
星輝
こっちおいで((ボソッ
姫
うんっ((ボソッ
ほし君に呼ばれた方へ行くと
また新しく部屋が広がっていた
ほし君がガチャッと扉を閉めると こう話した
星輝
ここね
秘密部屋の奥にある
秘密部屋の奥にある
星輝
会議室みたいな所
星輝
ここなら誰も来ないから
星輝
湧君来て
嫌だったでしょ…?
嫌だったでしょ…?
姫
コクンッ
星輝
皇輝には
メールしといたから
メールしといたから
ほし君は私のことを なんでも知ってるのか
疑ってしまうくらい なんでも知ってる
にしてもこの部屋初めて知った
なんでほし君たちはこの部屋を 教えてくれなかったのだろう…
そういえば…
この秘密部屋を知った時 隠し扉があるとか言ってたよね
それがこの部屋に繋がってる 扉だったのかな…
星輝
防音加工されてる部屋だから何話しても平気だよ
星輝
今度からこっちで
勉強する?
勉強する?
姫
…
姫
こう君に聞く…
星輝
…笑
星輝
わかった…笑
星輝
聞いてみるね
ガチャッっと扉が開く
私は怖くなって目をつぶった
皇輝
姫!
姫
こう君…?
皇輝
遅れてごめんねナデナデ
星輝
皇輝
星輝
今度から姫こっちで
勉強にする?
勉強にする?
皇輝
…こっちの方が安全かも
星輝
…え?
皇輝
湧君達に
秘密部屋の存在がバレたから
秘密部屋の存在がバレたから
姫
っ…!
星輝
え!?
皇輝
この部屋なら
皇輝
秘密部屋から入るのは
隠し扉を見つけないと
隠し扉を見つけないと
皇輝
入れないから
こっちの方が安全
こっちの方が安全
秘密部屋の存在がバレた…
そんなふうに言われた時 また地に叩き落とされた感覚だった