私は鬼だ
でも
人を食べたこともない
殺したこともない
人にご飯をあげたりもしていた
私は
別に
鬼に"なりたかったわけじゃない"
でも
鬼狩りたちはこう言う
私は今まで何もしてこなかったのに
【此奴は鬼だ !⠀】
【⠀色んな人を殺してる】
ってね
私なんもやってないのに、
鬼ってだけで、
もう、
"死にたい"
そこから
たくさん月日が経った
鬼狩りが最近やけに多い
外にあまり出られない、
鬼狩りは無惨を殺そうとしている
そうすれば鬼狩り全滅すると思っている、
でも実際は、
やっぱ
やめとこう、
ある日のこと
ドォォォァォァァァン
と
1つ
とても大きな音がした、
私は嫌な予感がし
汗をかきながら
走って
そこまで行った
なら
無惨が焼けてる、
夜
夜
このまま
死にたいと思った
でも
私が死んだらって思うと
罪悪感が増し
死ぬ事なんてできなかった、
急に
ベン
という音がなり
床がふすまのようになり
私は下に落ちていった
夜
夜
夜
夜
私は
ひたすら歩いた
何処かにたどり着くまで
夜
見た事のない場所だった
夜
人が
倒れてる、
?
この匂いは
黒死牟
そう思った途端
急に
匂いが無くなった
夜
夜
さっき
猗窩座や童まの匂いが無くなった
そう
死んだ
柱というものは
何処か走って行ってしまった
私は倒れている
少年の所に走って
夜
少年は
死んでいる
もう息をしていなかった
夜
夜
夜
私はそう願った
その途端
また
ドォォォァォァァァン
と音がなり
白が崩れて行った
私は
走った
外に出るために
外に出た
私が出た途端
城が崩れた
夜
夜
夜
夜
夜
夜
夜
私は歯を食いしばった
でも間に合わず
1人の少年が犠牲になってしまった
夜
夜が明け
日が
出ていた
無惨は焼け
死んだ
だが
その
犠牲になった少年が
鬼化していた
夜
夜
夜
私は
一息
ついて
走った
夜
夜
夜
夜
夜
ほら
みんな驚いてる
どうせ嘘って
切りかかろうとしてくる
でもいいの、
私が死ねば
鬼は全て消える
ほら
あなたたちの後ろにも
いる
でも、
死んで欲しくない、
私は
そう思い
叫んだ
夜
危ないッ
柱たちは
周りの鬼を殺してる
夜
私は
1度だけ
鬼を人に戻せる、
本当は自分に使おうと思ったけど
夜
私は少年の背中に
手を合わせ
夜
と叫んだ
少年は
苦しみながら
倒れた
私は
そのまま
1人で歩いていった
夜
夜
夜
夜
夜
夜
夜
夜
夜
夜
私が歩いていると
後ろから
あの!
という声
?
と
思いながら
振り返ると
さっき
助けた少年が
何かお礼をと
言ってくる、
夜
少年はえ、という声を上げ
疑問にしている
夜
夜
夜
夜
夜
夜
夜
少年は罪悪感の中
行きます
という声とともに
私の首を
痛くないようスっと切ってくれた
夜
私は死んだ
嬉しかった
もう未練なんてない、
本当に
ありがとう
❦ℯꫛᎴ❧