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鯖の塩焼き
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#マフィアパロ
久世 雨音
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ppp
93
ゴォォォォォッ!!
巨大化した魔獣が、森全体を震わせるほどの咆哮を放つ。
衝撃で木々の葉が舞い上がり、地面にはひびが走った。
アメリカ
ナチス
フランス
イギリス
日帝は魔獣をじっと見つめていた。
その赤く光る瞳。
肩を覆う黒い蔦。
胸の中心だけ、不自然に脈打つ赤黒い結晶。
日帝
ソ連
日帝
ソ連も目を細める。
ソ連
ナチス
ソ連
フランス
イギリス
全員が黙る。
魔獣は十数メートルを超える巨体。
正面突破では近付くことすら難しい。
その時、アメリカが手を叩いた。
アメリカ
五人が一斉に見る。
アメリカ
日帝
アメリカ
アメリカは地面に枝で簡単な図を書き始める。
アメリカ
ナチス
アメリカ
ソ連
アメリカ
フランス
イギリス
アメリカ
日帝
アメリカ
日帝は少し黙る。
そして、小さく笑った。
日帝
ナチス
魔獣が再び突進する。
ドゴォォォン!!
アメリカ
アメリカは思い切り手を振る。
アメリカ
魔獣の視線がアメリカへ向く。
ナチス
アメリカ
ナチス
二人は左右へ散開する。
魔獣はどちらを狙うか迷い、一瞬だけ動きを止めた。
ソ連
地面から巨大な氷柱が伸び、魔獣の右脚を拘束する。
魔獣
ソ連
イギリス
鋭い風の刃が魔獣の視界を遮る。
フランス
眩しい光が弾け、魔獣は思わず目を閉じた。
アメリカ
日帝は地面を蹴る。
一気に魔獣の身体を駆け上がる。
ナチス
しかし、氷が砕けた。
ソ連
魔獣は腕を振り上げる。
日帝
アメリカ
アメリカは迷わず走る。
日帝へ飛びつき、そのまま二人で転がり落ちた。
巨大な拳が直前まで日帝がいた場所を粉砕する。
日帝
アメリカ
日帝
アメリカ
日帝は思わず笑う。
日帝
魔獣は怒り狂い、六人へ襲い掛かる。
ナチス
フランス
イギリス
ソ連
ナチス
ナチスは蔦を切り払いながら叫ぶ。
ナチス
ソ連
ナチス
ソ連は深く息を吸う。
周囲が赤く輝く。
ソ連
巨大な氷が魔獣の上半身ごと包み込む。
ナチス
日帝
日帝は再び飛び上がる。
一直線に胸の結晶へ。
魔獣の目が開く。
あと少し。
届かない。
その時だった。
アメリカ
アメリカは日帝の背中を思い切り押した。
アメリカ
勢いを得た日帝は、結晶の真正面へ飛び込む。
日帝
渾身の一撃。
赤黒い結晶に大きな亀裂が走る。
魔獣
森中が震えるほどの悲鳴。
しかし――
結晶は完全には壊れなかった。
ソ連
ナチス
その瞬間。
結晶の奥から、誰かの声が響いた。
???
全員の動きが止まる。
???
???
結晶の中に、一瞬だけ黒いローブをまとった人影が映る。
その姿を見たソ連の表情が凍りついた。
ナチス
ソ連は目を見開いたまま、小さく呟く。
ソ連
ナチス
ソ連は震える声で答えた。
ソ連
結晶は不気味に脈打ち、黒い光が森全体へ広がっていく――。
コメント
1件
おお、第六章、めっちゃ熱かったですね…! まずアメリカとナチスの掛け合いがバトルの緊張感を和らげつつ、6人の連携プレーが一気に加速する感じ、読んでて気持ち良かったです。日帝が「変わった奴だ」って笑うシーン、じんわり来ました。そして最後、結晶の中の声とソ連の「知ってる」って反応…ここからの展開、すごく気になります。次話も楽しみにしてますね!