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天響
お兄ちゃん！
天響
私ね 今日で5歳になったんだぁ！
お兄ちゃん
そっか 大きくなったんだね
お兄ちゃんは優しく頭を撫でてくれる
お兄ちゃん
天響(てぃな)もう…そろそろだよ
天響
ん？
お母さん
天響！？なんでここにいるの！？
お父さん
そうだ天響 早く地下に戻って勉強してきなさい
天響
で、でもっ誕生日の日は部屋から出ていいって約束…
お母さん
そんな言い訳いらない！
あなたはなんで お兄ちゃんみたいに勉強出来ないわけ！？
あなたはなんで お兄ちゃんみたいに勉強出来ないわけ！？
お母さん
そんな娘を持って私は悲しいわ
お父さん
そうだ もう何回行ってるんだ？聞き分けがない子だ
お父さん
母さん もういい やるぞ
お母さん
そうね いいわ！
天響
お父様？お母様？どうしたの…ねぇなんでそんなもの持ってるの…
お父さんの右手には包丁が握られている
お兄ちゃん
……
天響
ねぇっこっちにこないでっ嫌だよ…
お父さん
お前が生まれてきたのが悪いんだ
恨むなら醜い自分を恨め
恨むなら醜い自分を恨め
天響
っ…
お兄ちゃん
大丈夫だよ
どんっ
グサッ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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