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ピピピピ
携帯のアラーム音で目を覚ます
宇斗(うと)
宇斗(うと)
宇斗(うと)
携帯の時計はもうすでに7:10を指していた
私は今日から晴れて高校1年生になる
というのに朝から最悪だ
宇斗(うと)
母親
宇斗(うと)
宇斗(うと)
宇斗(うと)
宇斗(うと)
母親
母親
宇斗(うと)
準備にどたばたしたけどなんとか終わらせた
玄関に向かい新品のローファーを履く
そしてドアに手をかけて
宇斗(うと)
高校生としての第一歩を踏み出した
宇斗(うと)
学校につき私は自分の席に着く
そしてカバンを下ろし机にうなだれた
周りには男子だらけだ
それもそのはず
ここは女子が余りいない工業高校なのだ
元々少し女子が嫌いだった私は故意的にここの高校を選んだ
選んだのはいいものの…
宇斗(うと)
宇斗(うと)
クラスにはたったの3人しか女子が居ないのだ
咲斗(さきと)
宇斗(うと)
ふと男子に話しかけられた
宇斗(うと)
思わず返事をした声が裏返る
咲斗(さきと)
咲斗(さきと)
咲斗(さきと)
宇斗(うと)
そう言われて私はついじーっと彼を眺めてしまう
確かに…言われてみれば…
宇斗(うと)
宇斗(うと)
咲斗(さきと)
確かに背丈はだいぶ伸びたが紛れもなくあの茶色の綺麗な目は咲斗だった
宇斗(うと)
咲斗(さきと)
宇斗(うと)
私は知り合いがいたということに少し安心した
咲斗(さきと)
咲斗(さきと)
宇斗(うと)
携帯を取り出しお互いの連絡先を交換した
しばらく雑談を交わしていると先生が来た
咲斗(さきと)
宇斗(うと)
宇斗(うと)
キーン コーン カーン コーン
軽快な鐘の音が教室に響き朝のホームルームが始まった