💜
……
💜
!
💜
じぇ……く…!
ガチャッ
❤
こんにちは、💜くん。
💜
…フラッ
❤
!
❤
しっかり食べてる?
💜
フルフル…
❤
そっか……
❤
なんだ、しっかり💜くんの分作り置きあるじゃん。
❤
ダメだよしっかり食べないと〜
💜
……食べたくない
❤
…どうして?
❤
食べることは大切なんだよ?
❤
考えることも、生きることも、食べないと何も始まらない。
💜
だって
💜
……食べたらッ…
💜
食べてしまったら…
💜
🧡くんが…いなくなるっ…
❤
………
❤
もういないよ。
💜
………え?
💜
❤さんは知っていたの……?
❤
………うん
❤
知ってたよ。
💜
じゃあなんで!!
💜
どうして止めなかったの?!
💜
🧡くんはきっと…!
❤
🧡が……🧡が自分で決めたことだよ。
💜
っ……
❤
俺は、🧡の人生の選択に干渉できるほど、立派じゃない。
ちがう
ちがう
そうじゃない
止めたかったのは
俺だ。
💜
(……あぁ)
💜
(そうか……)
❤
ほら、何か食べないと。
❤
体力が……
❤
💜くん?
💜
それなら…
❤
ハッ…
包丁を首に突きつける
💜
これは俺が決めたこと。
💜
🧡くんがいない世界なんて
💜
いらない。
ザシュッ
ポタポタ
💜
り、❤さん……
❤
…………
❤
ダメだよ…
カランッ
❤
💜くんが……
ギュ
❤
💜くんまで死んだら、ダメだよ……
❤
もう、🧡が報われないのは嫌なの…
💜
……
❤
……どうして、🧡が自分を犠牲にする道を選んだかわかる?
💜
フルフル…
❤
💜くんのためだよ。
💜
(俺のため……?)
❤
…渡したい物がある。
❤
はい。
💜
手紙?
❤
🧡から預かってたの。
❤
読んであげて。
カサッ
🧡
『💜くんへ
いきなりいなくなってごめんね。
きっと💜くんに話すと、気持ちが変わってしまうから。』
いきなりいなくなってごめんね。
きっと💜くんに話すと、気持ちが変わってしまうから。』
🧡
『生きたいと思ってしまうから。』
🧡
『たぶんこの手紙を読んでるってことは、俺はもう💜くんの傍にはいない。
そして、この世からも。』
そして、この世からも。』
💜
……っ
🧡
『でもどうか自分のことを責めないで欲しい。
君は優しいから。』
君は優しいから。』
🧡
『これは今までの自分の罪への償いなんだ。』
🧡
『俺のちっぽけな1つの命で、今まで殺してきた人たちの償いには届かないことはわかってる。』
🧡
『だけど、君が好きだから。』
🧡
『俺が君のそばにいるだけで、君の未来が壊れてしまう。
君が幸せになることが、俺の願いだから。』
君が幸せになることが、俺の願いだから。』
🧡
『きっと俺たちは出会うべきじゃなかった。』
🧡
『でも俺は君に会えて、嬉しかったよ。』
🧡
『ありがとう、さようなら。』
🧡
『君が、💜くんが、』
🧡
『幸せに暮らせますように』
💜
ウッ……ウッ……ヒック…
💜
おっ、俺も……
💜
🧡くんの……ことがっ…
💜
大好きだから……
💜
…一緒に……
💜
一緒に……
💜
幸せになりたかった…
さようなら、食人鬼さん。
さようなら
大好きな人。
はい!ここまで! 最後までご閲覧ありがとうございました!







