でも、喜んで学校のことを話してくるのは 5年生までだった。
6年生になった途端、 何も話してくれなくなった。
しかも、「転んだ」と言って傷だらけで 帰ってくることもあった
なんでこの時気づけなかったんだろう
次第に透からは笑顔が消えた
いや、 作り笑顔が増えた
やっぱり、自分はこの時の 違和感に気づけなかった。
東島薫
透、今日の学校は…どうだった?
東島透
あ……楽しかった、です、!
透がにこっと笑う、 その笑顔はどこか空っぽだった
東島薫
そうか……なら良かった。
次第に、会話も減っていた気がする






