テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
23
66
ゆっくりんぼーダンス
6,329
81
コメント
1件
「第1話」読了しました!学校の日常から一気に非日常へ引きずり込まれる導入、すごく好みです。特に「次はあなたの番」って写真の一文と、蒼が「去年も同じことがあった」って言うシーンで、一気にミステリーが深まった感じがしてゾクゾクしました。教室の電気が消えて終わるラストも、続きが気になりすぎます。伏線がどう回収されるのか、楽しみにしてます!
第1話 知らないはずのメッセージ
さき
最後のチャイムが鳴ってから、もう20分。 教室にはさきしか残っていなかった。 みんなは部活に行ったり、友達と帰ったりして、いつの間にか教室は静かになっている。 さきは机の上に広げていたノートを閉じた。
さき
カバンを持って、スマホをポケットに入れようとした、そのとき。
――ブブッ。 スマホが震えた。 画面を見る。 知らないアカウントから、メッセージが1件。
さき
名前もない。 アイコンも真っ黒。 さきは少し迷ってから、返信した。
さき
既読はつかない。
さき
その瞬間。 ――ブブッ。 また通知。
謎の人物
さき
さきはじっと携帯を見つめた
さき
自分でも、どうしてそう思ったのかわからなかった。 ただ、気になった。 明香璃はカバンを持って教室を出た。 廊下には誰もいない。 コツ、コツ、と自分の足音だけが響く。 階段を上る。 一階。 二階。 三階。 そして屋上への階段。
さき
少しだけ怖くなった。 でも、ここまで来たら戻れない。 屋上のドアに手をかける。 ガチャッ。
さき
返事はない。 屋上には誰もいなかった。
さき
帰ろうとしたその時
さき
足元に何かが落ちている。 白い封筒。 さきは拾い上げた。 表には、さきの名前が書かれていた。
さきへ
さき
封筒を開ける。 中には一枚の写真が入っていた。
写真を裏返す そこには文字が書かれていた
次はあなたの番
さき
その瞬間
蒼
さき
さきは慌てて振り返った そこに立っていたのは同じクラスの蒼だった。
さき
蒼は何も言わず、さきの持っている写真を見た。
蒼
さき
蒼
さき
蒼は屋上の入り口を振り返った。
蒼
蒼
蒼は少しだけ声を落とした。
蒼
さき
蒼
さき
蒼は、スマホを取りだした
蒼
さき
蒼
さき
蒼は画面をさきにみせた
二人で来るとは思わなかった
さき
2人は同時に屋上を見回した
誰もいない。
さき
蒼
さき
蒼は黙った そのとき。 ーーバタンッ!
屋上の大きなドアが大きな音を立てて閉まった。
さき
蒼
蒼がドアへ走る ガチャガチャと、ドアノブを回す。
蒼
さき
蒼
さき
さきが、スマホを取り出す 圏外。
さき
蒼もスマホを、確認する
蒼
風が強く吹いた。 そしてーー さきのスマホが震えた ーーブブッ 画面を見る
第1問。昨日貴方が最後に話した人は誰?
さき
蒼
さき
蒼
さき
蒼は、写真を見つめた
蒼
その瞬間 スマホにもう1件通知が届いた。
さきは蒼を見る
さき
蒼は数秒まってから答えた
蒼
さき
蒼
蒼がもう一度ドアを開けようとする。
すると…..
カチャ。
蒼
ドアが開いた
さき
二人は顔を見合わせた。 そして、誰もいない廊下へ出る。 教室まで戻る。 ガラッ。
さき
さきが自分の机を見る。
さき
机の上に、何か置いてある。 白い紙。 近づいてみる。 そこには――
答え『蒼』
さき
蒼
その瞬間。 教室の電気が全部消えた。 真っ暗になる。 そして暗闇の中で―― スマホが一度だけ震えた。
???『第1話、終了。』
――私たちはまだ知らなかった。 この「ゲーム」が、 私たちの過去と深くつながっていることを。