作者
「ハイキュー!!」より月島蛍×影山飛雄の小説です
作者
割と短いです
月島くんがクソデカ感情持ち
いろいろ拗らせてます
月島くんがクソデカ感情持ち
いろいろ拗らせてます
作者
サムネ
てんぱる1様より素材をお借りいたしました
てんぱる1様より素材をお借りいたしました
作者
それでは本編へ
影山と付き合って3ヶ月たち、分かったことがある。
アイツは僕に対して気まぐれというか天邪鬼な所がある。
良く言うなら猫のような態度だ。
僕がグイグイいくと、居心地悪そうにして離れていく。
かといって構わないでいると、心配そうに擦り寄ってくる。
最初はそんな態度でも構わないと思ったし、むしろかわいいとも思った。
しかし、いつまでもこの態度は変わらない。
流石にいつまでもこんな態度をとられると
とてもイライラする。
影山飛雄
おい
影山飛雄
ふざけんじゃねぇよ
影山飛雄
一体これはどういうことなんだよ
説明しろ
説明しろ
影山は僕の部屋のゴミ箱にある 使用済みのコンドームを指差した。
壁に寄りかかり、こちらをナイフのように鋭く、僕を睨んでいた。
明らかに怒っている。
月島蛍
…こんなもの知らない
僕は浮気なんかしていない
僕は浮気なんかしていない
影山飛雄
はぁ?!じゃあなんだよこれは!!
影山飛雄
本当のこと言いやがれ!!
月島蛍
(本当だって)
月島蛍
(こんなもの影山の気を引くために決まってんじゃん)
月島蛍
(影山以外の奴とヤるって?)
月島蛍
(僕が?無理に決まってる)
月島蛍
(女か?男か?
どっちでも同じだな)
どっちでも同じだな)
月島蛍
(気持ち悪い
想像するだけで吐き気がする)
想像するだけで吐き気がする)
影山飛雄
おいお前、聞いてんの…か…
影山飛雄
ッ!!
瞬間、影山は僕の胸ぐらをつかみ、右頬を殴った。
僕はその衝撃で後ろに尻もちをついた。
影山飛雄
ッ、なんでだよ…!
影山飛雄
月島!答えろって!
影山飛雄
な、なんでテメェは…!!
影山飛雄
さっきからずっと嬉しそうに笑ってんだよ…
影山が明らかに嫌悪のこもった目で僕を見る
月島蛍
影山
影山飛雄
は
月島蛍
そうだよ
月島蛍
そうやってもっと
月島蛍
もっと僕を見て
僕は影山を抱き寄せて、キスをする
影山飛雄
んッ
逃がさない、逃がさないよ
たとえ嫌悪だとしても、そのとてつもない大きい感情が
僕だけに向けられているのが 嬉しくてたまらない
あぁそうだね
影山は僕以外何も見えなく なればいい