校舎裏の思い出

俺と君の仲が少し縮まった次の日　．

俺は早めに学校に来ていた　．

… ん　？　何故かって　？

それは　…

とまぁ　，委員会関係だ　．

俺の学校の美化委員では 週1にそれゞの組の人が早朝に来て 教室をチェックする　．

委員会は1クラス男女1人ずつで 出るが，コレはその内の片方が やれば良い仕組みだ　．

でジャンケンで決める事になって　， 負けたのが俺って訳　．

早く学校に行く為　， その分早く起き無ければならない　．

俺は早起きが苦手だ　． だからこの時少し機嫌が悪かった　．

そんな考えを呑気に口に出す　．

しかしまぁ馬鹿な考えだ　．

重い足を強制的に動かし， 3階に位置する教室に向かった　．

ゆっくりと歩きながらそう呟く　．

俺の教室は階段から1番奥だ　．

だから1番歩く　．

他のクラスの前を通るので， その度に廊下側の窓から様子を伺う ．

しかしどのクラスも人が居なかった　．

少し不安になりつつも　， 自分自身の感性を当てに教室に着く　．

そう言いドアを開けようとした時 ．

教室から声がする事に気が付いた　．

俺はその場で止まる　．

少し耳を澄まし　， 声の主が1人では無い事が分かった　．

違和感を覚えた俺は　， 音が出ない様にドアを少し開ける　．

すると，教室内では　______

___ 衝撃的な光景が広がっていた　．

好きだから，！！．

… 俺が見た光景　．

それは　__________

______ 照れ臭く笑う君と　，

告白をした 『　幼馴染　』　．

鼓動が一気に早くなる　．

衝撃的過ぎたからだ　．

同性愛者を嫌うアイツが　， まさか君に告白をするなんて　．

我に帰った俺は　，このままだと 出て来た時にバレると感じたのか　．

息を殺してその場から離れた　．

ｶﾞﾗ ゞ．　( ドア開