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すみれ🪐✿
コメント
1件
わあ、この第一話、すごく好きです。冒頭の「恋の始まりなんて、本当に些細なことだった」って一文で一気に惹き込まれました。etの「かっこいい」「男前」と言われるキャラと、実は少女漫画をこっそり読むギャップ、そしてyaの「かわいいじゃん」の一言で崩れる心臓の描写が秀逸。何気ない日常の一コマが「終わった」に変わる瞬間の描き方が絶妙で、続きが気になりすぎます!
恋の始まりなんて、 本当に些細なことだった。
et
テスト一週間前。
放課後の教室。
et
残っているのは私だけだった。
……の、はずだった。
et
ノートを閉じる。
数学
英語
理科
社会
もう頭がパンクしそうだ。
一時間以上勉強したし。
et
私はカバンから本を取り出した。
お気に入りの少女漫画。
誰にも見せたことがない。
絶対に見られたくない。
だって。
私がこんなの読んでるなんて知られたら、
絶対にからかわれる。
yan
et
突然後ろから声がした。
et
びっくりして本を落としそうになる。
振り返ると。
yaが立っていた。
et
yan
yaは自分の席を指差した。
教室の後ろ。
全然気づかなかった。
yan
et
yan
et
yan
et
yan
yaは私の机まで来る。
そして。
ひょこっと覗き込んだ。
子犬か。
yan
et
yan
慌てて両手を上げる。
その反応に少し笑いそうになる。
yan
et
yan
et
yan
yaは首を傾げた。
ふわふわした髪が揺れる。
yan
et
yan
少しだけ笑って。
yan
その瞬間。
頭の中が真っ白になった。
et
yan
et
yan
et
yan
yaは困ったように笑う。
そして。
yan
yan
yan
どくんっ
心臓が大きく鳴る。
かわいい。
かわいい?
私が?
今まで言われたことなんてなかった。
「かっこいい」
「イケメン」
「男前」
そんな言葉ばっかりだった。
なのに。
yan
et
yan
et
yaはきょとんとする。
絶対分かってない。
何も。
本当に。
何も。
et
yan
yan
yan
et
鞄を掴んで教室を飛び出した。
その日の夜。
部屋のベッドに倒れ込む。
et
天井を見上げる。
……かわいい。
et
かわいい?
et
et
枕に顔を埋める。
意味が分からない。
なんで。
なんで私なんかに。
かわいいって。
et
スマホを手に取る。
連絡先を開く。
そして。
通話ボタンを押した。
「もしもし?」
聞き慣れた声。
私の親友のna。
「etさん?どうされました?」
et
「はい、」
et
「テストがですか?」
et
「補導がですか?」
et
「......まさか」
et
「え。」
「え。」
「えええええええええええええええ!?!?!?!?!?!?💕💕💕」