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セバスチャン
セバスチャン
レド
セバスチャン
レド
セバスチャン
セバスチャンが部屋を出る
レド
キッチンにて
セバスチャン
セバスチャン
10分後
レド
レド
応答が無く、キッチンへ向かう
レド
レド
レド
レド
家中を探しても見つからず、 空になったコーヒー豆の入れ物を見つけたレドは近くの店に向かった
しかし、店にセバスチャンは来ていなかった。レドは困惑してヴィンター邸へ帰宅した
眠れない
眠れるはずがない。レドにとってセバスは 親同然の存在であり、大切な家族
レド
レド
レド
セバスチャン
レド
セバスチャン
セバスチャン
レド様───
レド
扉をノックする音が聞こえる
レド
レド
静寂に包まれた家が怖くて堪らず ノックの音が希望に満ちていて 急いで扉を開ける
レド
男
いつも通りの冷静なレドなら ノックの音で気づけただろう
レド
身体を押されたレドは倒れ、 男は家に入ってきた
男
男の右手にはナイフが握られていた
レド
レド
突然の頭痛に襲われたレドが頭を抱える
レド
男
男
次の瞬間、鈍い打音が鳴り 男はその場に膝を着いた
男
男
レド
男
男は”黒い何か”の手で叩き弾かれて 凄まじい音を立てて家の壁にぶつかり 動かなくなった
レド
レド
レド
レドは意識を失った
夢を見た
外で見つけた怪しい男
追って出くわした合計3人の男女
沢山殴られ、蹴られ、そして───
レド
レド
レド
目が覚めると、いつものベッドに居た
毛布をどけて身体を起こす
レド
自分の身体を見るが、 黒いモヤは出ていない
レド
レド
レド
レド
レド
レド
その後、扉の前に行くと男の死体があった
夢で見た光景を歩いてゆくと、 冷たくなったセバスを見つけた
もう駄目だ
包丁を自分に向ける
レド
レド
黒いモヤがどこから持ってきたか分からない医療キットを持ち、片方の手で僕の手を優しく触れる
叫びまくった 頭痛が収まることはなかった ずっとズキズキ痛くて苦しかった
でも何よりも、心が苦しかった
