永遠に＿。

＿＿よ。

ぇ、あ…待って！？

周りを見渡すと何処までも続く草原…と

横たわってる、コスプレ達

1人はピンク髪で、ツノをつけている

そしてもう1人は白髪でお団子部分だけ黒くなっている…

まって起きちゃった…

なんか…元気、だなw

ﾊﾞﾀ

私もパリピだと…？

私、にこになってる！？

にこ、とは私のネットの姿のこと。

それにしてもなんでにこに…？

ってことは…

…2人とも名前そのまますぎない？

こんな危機的状態で聞くことそれかよ…

え、まてまて

同じなんだが

(色25同時)

…

はじめに知るの名前じゃなくて推しなのうちらだけだろ

あっ…そっかパンダ…

さっき聞いt(((

じゃぁこのピンクの人は…

だよねー。

無言で2人がこっちを見る

私か

遠い…()

えー、パンダか

ん〜…パンダ、パンダ…

あっ

なんか閃いたな

なんか凄いなこの子。

またなんか閃いたぞ

いえーい！！

楽しくなってきたぁああ⤴︎！

なんかツッコミになりそうって思ったの私だけ？

わあぁああああ！！！

わぁああああああああああああああ！！

1番楽しんでた人が言う…？

　…

あ、

ふっふー！

あっ！、

探索、するか！！

2人で桃ちゃんを見つめた

そーいえばこんなでかい木あったな

元気だな…w

そう言って、私たち「人外トリオ」は解散した

るんるんで走ってく2人を見てにこは思う。

マイゴーにならんといいけど

《桃色視点》

少し走って行くと、大きめの川があった

これで飲み水には困らないね！！

川の中を覗き込んでみた

いや…

いや可笑しいだろ

…

そー言えばまだまぁ寒いのに桜が咲いている

てか雲も苺味の綿飴みたいになってる

それに…1番は、

気付いたら、周りが桃色に染まっていた

　まるで、

あたしが此処にくるのが分かったいたみたいだ。

《にこ視点》

瞬きをした瞬間に目の前が秋色一色になった

…冷静にツッこんでる場合じゃないわ

後ろを振り返ると、

絶対になかったはずの橋があった

橋の先は霧がかかっていて、よく見えない

背中を誰かに叩かれる感触がした

そこには、笑顔の妖精…？精霊？がいた

いや私ではない

とにかくにこにこしてる

何回も言うが私…にこではない。

少し大雑把な質問をしてみる時が、ずっとにこにこ笑っているだけ

少し黙っていると

妖精が前を指差した

相変わらずにこにこしているだけだったが、少し頷いた気がする

またもやにこにこした顔で手を振ってくれた

…でもなんだろう

なんかあの子、見覚えがある気がする

そんなことを呟いて、私は奥へ進んだ

《パンダ視点》

瞬きをした瞬間に目の前が真っ白になっていた

たぶん急な猛吹雪だったんだと思う

それにしてもこの一瞬でこんな真っ白になるなんて可笑しいでしょ…

手を見ると真っ赤を通り越して真っ青になっていた

死を感じたので引き返すことにした

やっばい…っ、吹雪でなんも見えない

そう思って、少し引き返すと

大きな橋が見えた

先は吹雪でよく見えない

橋へと一歩踏み出した

謎の透明な壁に遮られた

そのせいで足を強打した

急に怖くなってきた

ﾏﾏｧｱｱｱ😭😭

なんか謎の人物に話しかけられた

私…こんな人と会ったこと、

…主？

私のことを主って呼ぶのは、ネットの中の代理、理恋と理玖だけだ

ってことは…

私の声を聞く間もなく理恋は橋の向こうに行ってしまった

…てかなんでアイツ橋通れるの？

…

不思議とさっきより寒くなくなったし

しょうがないから探してやりますか

見つけたら、何かのヒントになるかもしれないし。

《桃色視点》

ずっと目の前が桃色一色だ

いくらピンクが好きだと言っても

ずっと一色しか見てないと可笑しくなる

そんなことを呟くと

あるに決まってるじゃん

聞き馴染みのある声が聞こえてきた

まって……

葉音…はあたしのオリキャラみたいな感じの子だ

葉音はあたしの話を聞かないで桜吹雪の中に消えていった

こんなことを言ってしまったが実際葉音の存在はかなり助かった

先が見えない世界で、ずっと1人。

騒がしいの大好きなあたしにこんな辛いことはない

早く見つけてちゃっちゃと帰ってやろ！

《にこ視点》

もうどれくらい経った…？

ずっと同じ景色すぎてわからん…

人影が見える…、

全力で走った

あ、あれ…

聞き覚えのある声、見覚えがある見た目

霄音が何かを思い出したように呟いた

二恋とは、……、まぁにこだ。

あのにこにこしてる妖精さんね！

むっちーさん、葉音さん、理玖さん、理恋さん…私の勝ちです

ﾊﾟﾁﾝ

霄音が指を鳴らした瞬間に、目の前が真っ黒になった

＿＿ん

＿さん！

25さん！！

あれ…戻って…きた？

知らん人がいっぱいいる

安心してる場合やないな、

こわ…

あのでっかい家…？

私たちが豪邸に目を取られている隙にオリキャラたちはいなくなっていた

それから、私たち『人外トリオ』の奇妙な生活が始まった

はじめは戸惑ったけど

3人の相性は思いのほかよく、

結構充実した日々が続いていった

ただ、むっちーが言っていた『ゲート』は一向に見つからずにいた

そんなこんなで半年後…。

《パンダ視点》

がちゃん

ゲート…早く見つけなきゃ

実は私パンダ。

幼馴染の推しのR君を見れてなくて

結構精神的にやられているのだ

風が吹いた瞬間にピンク色の何かが飛んできた

いやそんな訳ない

だってここと色ちゃんエリアはかなーーり離れてるしバリアあるし

とりあえず花弁が飛んできた方に行ってみることにした

花びらを追うと、すっげぇ花畑が出てきた

ちょっと感動してると…

真っ白で綺麗なネザーゲート？？がある

私は全速力で色ちゃんと25さんの元へ向かった

《桃色視点》

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ‼︎

後ろからすごい足音が聞こえる

げ、ゲートがあった！！

白いネザーゲート？

主へ ゲート見つけたんだね、おめでとう 因みにこのゲート、 見つけた十分以内に入らないと一生帰れないからね まあ大丈夫か 現実で待ってるよ 理恋&理玖より

人外トリオは永遠だから！

ﾎﾞｼﾞｭﾝっ

パンちゃんは行っちゃったけど

ワイは全然悲しくない

あ、薄情ってわけじゃないよ？

…

だって、

人外トリオは永遠だから＿。

永遠に＿。fin

色ちゃん25さんへ！ 今までありがとう！！！！ すごい2人がこう思ってくれてたらいいなぁって言う妄想小説だったけど 楽しんでもらえたかな？ 私は一旦テラーからいなくなっちゃうけど 気長に待っててね！！ 作中で言った通り、 人外トリオは永遠だから！ パンダより