類
司
ある日の屋上
司くんが妙な質問をしてきた
司
類……
司
もし、もしもだからな?
類
……?どうしたんだい?
司
俺が…死にたいって言ったら、
司
どう思う、?
類
えっと……?
類
それは一体……
司
あぁえああ
司
別に死にたいとか思ってるわけじゃなくてだな……
司
ただ単に気になってしまって……
類
そうだね、ショックで自殺まで行くかもね☆
司
な!?それはやめろ!
類
ふふっ……でも、本当にそう言われたら…司くんが死んでしまったら、僕は司くんの事を思い出したく無くなるだろうね、。
司
……?どういうことだ?
類
つまり、司くんが大事だから…思い出して辛くなる、ということが嫌ということさ
司
そういうものなのか……
類
あぁ、少なくとも僕はそう思うさ
司
……!!
司
もう昼休みが終わってしまう!
司
またな!類!!
類
あぁ…またね
何故この時気づけなかった?
なんで
なんで
なんで
なんで
なんで!!
司くんのSOSに……
気づいてあげれたら、どれだけ…
僕の部屋の壁は殴り書きのような 紙で沢山。
天馬司 忘れるな ワンダショ 座長 天馬司
忘れるな
忘れるな
忘れるな
類
くそっ…!!!
僕に居場所を与えてくれたのは司くんだ
僕の欲しかったもの…… 本当の想いを見つけてくれたのも……
類
……まだ…何も返せていないじゃないか
ワンダショのみんなの写真を握りながら 呟いた
類
君にしか…最高の演出は付けれないよ、。
この先僕はずっと後悔するだろう
ずっと…ずっとこの苦しみを抱えながら
生きていくだろう
でもしんでしまったら
類
司くん、僕が死にたいって言ったら、どう思う、?
写真に向けて1人呟く
類
僕は司くんの分まで世界を見るよ、。