TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

生徒

さようなら

加藤 健人

さようならー

やっと終わった

授業なげー...

帰ろうぜ〜

加藤 健人

おう、

小林 章

...

お前今日ずっと小林と話してて
寂しかったんだぞ🥺

加藤 健人

はいはいw

あいつと仲良かったっけ?

加藤 健人

いや、昨日初めて話したし仲良くもない

へ〜...

そっちから聞いてきたくせに興味なさげだな

そういや昨日発売のゲーム買った?

あからさまに話題を変えた

俺もこれ以上話したくなかったが

加藤 健人

あ〜...忘れてた

一緒にやろうって言ってただろ

加藤 健人

買うよ、買う買う

本当か?

人を疑うな

俺は絶対に約束を守る男だぞ

加藤 健人

ほんと、今日買うよ

断言してしまった

絶対に約束を守るとは言ったが正直忘れる気がする

よし、じゃあ明後日の土曜俺ん家でやろうぜ

ここは手帳を確認して予定が空いているか確認したいところだが

俺に予定などない

加藤 健人

わかった

友達はいるがその全員とちゃんと仲がいいかと言われると答えはNoだ

友達だから仲がいいとは限らないからな

そんなことを言っているうちに別れ際になった

ここからは家がほぼ逆方向だ

じゃ、またな

加藤 健人

うん

いつもの事だが

ちょっと距離がある気もする

まぁ今更なんとも思わないし全く気にしない

加藤 健人

はぁ...

徒歩で行ける距離だが家から学校までは割と遠い

別に苦になるほどでは無いのだが…

加藤 健人

あれ

小林 章

えっ

俺の声に気づいて振り向いた。

帰宅路で鉢合わせ...

っていうか、俺が気づかなかっただけで多分ずっと前にいた。

加藤 健人

...お前もこの道?

小林 章

あぁ...

加藤 健人

そうか

...

双方無言のまま同じ道を歩き続ける

...気まずいから早く行こう

加藤 健人

小林 章

...お前もこっちか?

加藤 健人

まぁ

こんな近くに高校生いたのか

とにかくもう自宅だ

早く帰って寝たい

加藤 健人

...うそだろ

小林 章

なんなんだよ...

同じアパートでした〜っていうオチは一軒家なのでないが

家は向かいだった。

厳密に言えば、向こうはアパートだった。

お向かいさんは十数人いることになるからその中の1人である可能性もそんなに少ない訳でもないが...

小林 章

...

あいつは無言で自分の家へ帰っていった。

今まで見なかったな...

まぁそれもそうか

そんなことを考えながら家に入った。

あいつ朝早そうだしな...

てか帰宅部だったのか

筋肉なかったもんなぁ...

なんにせよ、あいつが向かいのアパートだったのは驚きだ

家も何故かちょっと居心地が悪い気もする...

そう思いながら俺は昼寝を始めた

俺はホモじゃない

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

7

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚