約1年後…
街ではすっかり人気者の 有名なギャングになっていた。
ご近所さん
あら!レーナちゃん!!また悪人をやっつけてくれたんだって!?
ご近所さん
本当にレーナちゃんはすごいわ〜!!
レーナ
いえいえ、そんな事ないですよ。
レーナ
あたしは故郷パレルモを守らなくちゃあいけないんです…みんなの為に…
子供達
レーナお姉ちゃん遊ぼー!!
子供達
お人形さんで遊びましょー!
子供達
今日はサッカーだろ!!
子供達
違うわよ!!!
レーナ
はいはい喧嘩しないの!!
レーナ
一緒に遊んであげるから!
子供達
私たちよね!!
子供達
いいや俺たちと!!
レーナ
それじゃあ…
レーナ
あたしを先に捕まえた方と遊ぼうかな!
レーナ
ほら捕まえてみな!!
子供達
待ってー!!
レーナ
…
クラスメイト
レーナ!!
レーナ
びっくりした…どうしたの?
クラスメイト
どうしたのじゃあないよ!!マジでどこ行ってたの?!
クラスメイト
しかも帰ってきたらいきなり有名になって…!
クラスメイト
ギャングやってるってまじ?!
レーナ
別に薬に手ぇ出してるって訳じゃあないけど…
レーナ
ブチャラティと一緒に居たみたいな…?今は違うけど…
クラスメイト
ブチャラティ!!?あのネアポリスで有名な!、?
クラスメイト
あの人イケメンなんだよねー!!
クラスメイト
いいなぁ…ってことは仲間のジョルノとも会ったってこと!?
レーナ
うん、あとフーゴとかナランチャとか…ミスタとかアバッキオとか…?
クラスメイト
いいなー!!
レーナ
よし…溜まりに溜まった課題も終わったし…
あれ以来ブチャラティからは任務の手紙が来るようになった。
表では普通の学生をし子供達や近所の人達と交流し裏では危ない事を…
裏社会へ足を踏み入れるのは少し早かったかもしれない。あの戦いは少し残酷物語だったかもしれない。
でもこうして街を守っていくのが… 私の使命だと…もちろん部下もいる。
ブチャラティのチームに所属しているがパレルモでギャングを仕留めていくうちに部下がつき始めた。最初はほんの少し程度…今となっては10人ほど…
あたしは任務に行くことが多くなったので近くのアパート賃貸に住みこもうとしたところ大家さんが『いつも街を守ってくれてありがとう』といい1部屋譲ってくれた。
時たま祖父母の家に顔を出したりしてる
レーナ
ネット回線もいいし…
ゆったり紅茶を飲んでいると インターホンが鳴った。
レーナ
はーい、
レーナ
はい……ブチャラティ!!?
ブチャラティ
運が良かった…もし居なかったら祖父母の家へ行こうとしてたんだ。
レーナ
どうして…
ブチャラティ
ボスからの命令で…と言うよりかは許可が降りたんだ。
レーナ
許可?
ブチャラティ
あの頃はまだ未熟だっただろ?今は任務を着々とこなし…冷静かつ的確な判断ができるようになり街でも良い評判を貰っているらしい…さらにはちょっとした部下も居るようだな…
ブチャラティ
ボスに頼んでみたんだ…俺らのチームにまた居てもいいかと。
ブチャラティ
そしたら良いと許可が降りてな。
レーナ
またブチャラティ達と…一緒に?
ブチャラティ
あぁ、
レーナ
嬉しいよ…泣!!
あたしはブチャラティに抱きついた。
レーナ
って言うことで…あたしは元いたブチャラティのチームに戻ることになったの。
レーナ
だからルリィ、パレルモを守るリーダーをあなたに受け継いでほしいの。
ルリィ
もちろんですよ!!レーナさん!!
ルリィ
ただ…レーナさんと会えなくなるのは寂しいですが…
ルリィ
私はあの時レーナさんに救われたんですから!!頼みを断ることはできません!!
レーナ
まさか本当にギャングになって戻ってくるなんて…びっくりしたわ笑
レーナ
ありがとう、それじゃあ頼んだわ。
レーナ
ルリィ・ローラ