初投稿です!
暖かい目で見ていただけると嬉しいです🙏
これからよろしくお願いします🤲
ゆうすけ
ゆうすけ
-新入生の座席-
女子1
女子2
女子1
女子2
女子1
はるき
はるき
はるき
俺は玄起(はるき)。
高校一年生になった。
そんなめでたい日、女子がキャーキャー言っている男に俺は腹が立っていた。
あいつの名前は川崎祐介(かわさきゆうすけ)。
女子の話していた通り、顔良し、顔良し、運動神経もよし、さらに声もよしときた。
清潔感のある髪型。見るからにさらさら。
少しつり目の、少し珍しい明るい茶色の瞳。
余裕のある落ち着いた声。
170cm越えの(180cmにもうなってるかもしれない)、スラッとし体型をしていて、同じ男でもかっこいいと認めてしまう。
……。
どこに欠点があろうというのか。
彼女いない歴=年齢の俺はあいつをじっと見つめる。
在校生代表として前に立っているだけなのに隣の騒いでいる女子達だけじゃなくほとんど…いや全員の女子…、、、がトリコになっている。
と、まあ…褒めまくったわけだが、これだけは確かだ。
俺はこれからモブとしてこの学校生活を送っていく。(ハメになる)
(女子はあいつを見すぎて他の男の容姿をそう簡単に好きになることはないからだ。)
はるき
はるき
俺はこうなる事を予想してはいたが、さすがに俺の目標(リア充)から離れているのを感じ、
困っていた。。。。。。
教室
教師
教師
教師
そう担任の先生が言った途端、入学式の時にうるさかった女子が俺に近づいてきた。
女子1
はるき
女子1
手紙。
女子が俺に手紙を渡してきたところを見て、男子がヒュウ!!と騒いだ。
女子は慌てている。
俺はクールに…
はるき
ちょっと期待した。
女子1
はるき
少し固まってしまった。
女子の情報網の凄さと、俺はモブということを学べた……。 流石に1日目から俺宛じゃないラブレターは辛い。
女子2
女子1
女子2
女子1
女子2
それを聞いたクラスの女子達はいいことを聞いた!という顔で俺を見つめてきた。
そう。
俺はこの学校の生徒会長、川崎祐介
の、弟。←
あんな兄を持ったら……、俺は兄に手紙を渡す配達員という立ち位置になる。
兄がいなくなった中学校で、俺はとうとうモテ期かと思われたが
こなかった。
友達とずっと端っこでエンジョイ。
はるき
中学校じゃない、この場所でなら。
大丈夫。
俺はリア充になれる。
そう思う俺を神は馬鹿にしたかのように、明日から俺に大勢の一年生の女子達が俺にラブレター(俺宛じゃない、そして中学校よりはるかに多い枚数)を持ってくるのを俺は知る由もなかった。
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