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曲、カゲロウデイズ 作者、じん 原作(参考)、293project 物語、雪野
8月15日の午後12時半くらいの事
雪野
雪野
天気がいい
雪野
雪野
病気になりそうなほど眩しい日差しの中
雪野
一虎
一虎
雪野
することもないから君と駄弁っていた
雪野
猫を撫でながら君はふてぶてしく呟いた
一虎
猫(??)
あぁ 逃げ出した猫の
雪野
猫(??)
雪野
後を追いかけて、 飛び込んでしまったのは
赤に変わった信号機!
トラック
パーっと通ったトラックが
雪野
トラック
君を引きずって泣き叫ぶ
雪野
一虎
一虎
雪野
血飛沫の色 君の香りと混ざりあって むせかえった
雪野
一虎
嘘みたいな陽炎が
雪野
陽炎
って嗤ってる
夏の水色かき回すような 蝉の声にすべて眩んだ
雪野
目を覚ました時計の針が鳴り響くベットで
一虎
一虎
8月15日の午前十二時過ぎ位を指す
一虎
やけにうるさい蝉の声覚えていた
一虎
一虎
同じ公園で昨日見た夢を思い出した
雪野
もう今日は帰ろうか
道に出たとき周りの人は皆 上を見上げ口を開けていた
落下してきた鉄柱が 君を貫いて突き刺さる
雪野
通行人
壁く悲鳴と
風鈴
風鈴の音が
雪野
木々の隙間で空回り
わざとらしい陽炎が
陽炎
って嗤ってる
一虎
一虎
雪野
雪野
眩む視界に君の横顔嗤ってるような気がした
雪野
何度世界が眩んでも
陽炎
陽炎が嗤って奪い去る
雪野
繰り返して何十年
一虎
もうとっくに気がついていたろ
雪野
雪野
繰り返した夏の日の向こう
パッと押し退け飛び込んだ瞬間 トラックにぶち当たる
雪野
血飛沫の色
雪野
君の瞳と
軋む体に乱反射して
陽炎
文句ありげな陽炎に
雪野
って笑ったら
雪野
実に良くある夏の日この事
そんななにかがここで終わった
目を覚ました 8月15日のベットの上
雪野
猫(白澤)
少女はただ
雪野
と、一人猫を抱き抱えてた
猫(白澤)
雪野
ぬっしっし主☆
雪野
一虎
ぬっしっし主☆
ぬっしっし主☆
ぬっしっし主☆
ぬっしっし主☆
猫(白澤)
ぬっしっし主☆
猫(白澤)
猫(白澤)
猫(白澤)
猫(白澤)
猫(白澤)
ぬっしっし主☆
一虎
雪野
ぬっしっし主☆
風鈴